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Posted by ミリタリーブログ  at 

2023年11月07日

山菜取り用スコップです。通してください。



ごく普通のありふれたスコップです。  


Posted by sinn-te  at 21:56Comments(0)ナイフ・刃物全般

2023年03月21日

ヤクート ナイフ001

ヤクートは、ロシアに組み込まれているが、モンゴロイドで
ロシア正教でもなく、民族系

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%88%E4%BA%BA

で、そこの伝統ナイフ、ブッシュクラフトな民族性を
引き継いでいるのが「ヤクート ナイフ

裏スキされた、片刃で鋭利な切れ味の生活必需品の刃物が
ヤクート ナイフと
言えるだろう。

極東、極北でツンドラ、シベリア、タイガに位置し
世界最低気温となる氷点下 -71.2℃ を記録するエリア



本来は、内側が片刃で外側が裏スキになっているが
右手で日本的な使い方をしたいので、逆ヤクートで作っている。

別に左手で使う様ではない。



様式に決まりは無いが、タングはコンシールドやフルタングや色々ある様だ。
ヒルトは、付けていない作品や製品が多かったが



とても鋭利な刃物で、指流れによる人差し指のケガが、少し心配になるので…

ちょっと、くびれさせて、手が流れない様に気を使っている。
もしくはヒルトを出して、指止めにするか?



超低温のエリアなので、錆びの原因の水が凍り付くから?
もしくは、柄(タング)の材料が、松など油を含むと、腐りや錆びを防げるからか?

独自性の部分は調べきれていないが、使用目的としては、キャンプ用ブッシュクラフトナイフになる。
堅い松の木は無いので、同じように油を多く含む椿の木を柄に使うつもり。

(椿はとても密度が高く、樫の様に固く、なめらかで油が取れるので有名な低木)  


2022年05月14日

治金

これは、原始的なアプローチ
経験や勘では難しい鋼材の
治金・製鋼方法のメモ

融点と沸点の関係を解決する為の工程で、一度に混合溶融出来ない理由が有るが、一応

個々の蒸発速度と量を計算すれば、ロス(蒸発)させながら精錬できなくは無いが、有毒な金属ガスを大量に発生させるので、方々から怒られる。

そうで無くても金属粉末(ナノサイズ)の材料を使うので、発がん性や各種健康危険性があるので、簡単に作れる鋼材ではない。

上記で製鋼できる鋼材名は...まあ、元素で解るか

表にすると下記になる。
左が融点温度で右が沸点

Mo26234639融点が高すぎる
Crom18572672
Fe15382862
Ni14552730
Si14102355
Mn12462061
S112融点と沸点が低すぎる
P45融点と沸点が低すぎる

コレを合金にしようと言うのだから、鍋に材料掘り込んで煮込む(=たたらや坩堝や高炉)では実現できない、色々と無理が出るのは分かるだろうか。  

2022年02月28日

木鞘の自作の小言

天然素材である木材は、豊富で安価だが、天然素材による品質ムラや変化が大きい。

ホームセンターなどでも、同一の製品(例えば杉板)が有れば
品質の良い木材から売れていき、質の悪い材木は残る。


ここで言う品質と言うのは、木目や年輪や節、割れ、裂けなど
使用する木材の用途や強度、予算で選ぶ必要がある。


で、木材の何を選ぶのかと言うと
木目、樹木の外側と中心では、成長方向(つまり天地)に対して
横から、木を倒して、橋の様に乗る事に関しては、あまり強度の差が無い。



A~Dで板としては同じだ、だが捻じれに関しては
Dは早期に割れが生じる。
捻じれに関してAが最も丈夫だ。

だが、木材の乾燥や濡れに関しては、Aが最も反りやすい。
Dが最も反りにくい(だが波打つように小さく反る事があり、変化が少ないと言う意味)

つまり、Aの木材を十分に乾燥させた後、平たんに研磨するか削り
ロウやニスや漆などで保護すると、最も丈夫で品質の高い木鞘が出来る。


木材繋がりで捕捉すると、合板は、縦横で木目を格子状にして接着しているので
そういう意味では、変化に強く、特性の出にくい木材と言える=AKやライフルのストックなどで採用

ただ、高級感は無いし、安直で安いので、天然材より見た目が悪いけど  


Posted by sinn-te  at 07:07Comments(0)ナイフ・刃物全般

2021年04月13日

AEB-L

鋼材名 「 AEB-L 」

メーカー Uddenholm

主成分

炭素C 0.67
クロム 13.0
マンガン 0.6
ケイ素シリコン 0.4
リン 0.02
硫黄 0.01

特徴

靭性高く
刃持ち欠け難いが、鈍りは早い
錆びに少し強い
0.125(3.175mm)

0.250(6.35mm)
などが製造されている。
出荷時は焼きなまされ、加工しやすい状態
剃刀鋼に分類される

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予熱温度 848.8 ℃

焼き入れ温度
1060 ℃ 15分 安定硬度
から
1079.4 ℃ 5分 最大硬度

焼き入れ直後、最大硬度(HRC)は
HRC 65(割れ、取り扱いに注意)

焼き戻しは、2時間を2回
250℃~350℃
HRCは63->58+に変化

サブゼロ処理時は‐70℃を推奨なので、ドライアイスと
アルコールで到達できる温度