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Posted by ミリタリーブログ  at 

2019年08月21日

外付けエアタンク化



過去のブログでやっていた、レストア

日立ベビーコンプレッサPA800Sレストア 01
修理を試みていたエアーコンプレッサーですが、チャイナ製偽コンデンサーによりお亡くなりになったので
部品取りして置いていました。

盆休み中に時間を確保して、ゴムボートや浮き輪、ライフジャケットの空気入れとして
使えるように組みなおしたのがコチラ。

全体
1.0Mbaまで入れられるタンクに、コンプレッサーを繋いで、フレームやレギュレーターをつけた。


レギュレーター
制限圧力は、0.8Mpa(ガスガンの2倍の圧力)にして、多くの工具使えるように


ハンドル
増設タンクなので、その内、別のコンプレッサー付きタンクと合体予定です。
フレーム組んで動かしやすいようにした。
コンプレッサーが無いタンクだと、簡単に持ち歩ける軽さ。


ドレインとバルブと気圧センサー
エア&水抜きバルブは、オリジナルを清掃して、シールテープ撒きなおして復元
圧力弁(安全弁)は1.2Mpaで開放され、圧力異常対策に
圧力検知スイッチは、こちらでも動きますが、意味は無いので非通電で放置です。
(予備タンクには通電不要ですからね)

  


Posted by sinn-te  at 13:57Comments(0)空圧エアツール工具

2019年01月13日

15気圧まで行ってみる エアーコンプレッサー改造 メルテック エアーコンプレッサー F15

F-15 エアーコンプレッサー
メルテック( 大自工業株式会社) エアーコンプレッサー F-15


仕様は
最大気圧 220PSI 1500kPa =1.5MPa
電源電圧 DC12V 10A
http://www.daiji.co.jp/products/product04/f-15

モノはタイヤの空気入れなのです。
その為、車のバッテリーから電気を貰って、空気を入れるのですが
何故か?0.4Mpa~0.7Mpaで十分な所、1.5Mpaもの圧力を出せるようになっている。

車両周りで1.5Mpaもの圧力を必要とするのは、エアツール位ですが
このF-15は、空気入れの口しか持って居ないので…!?



空気入れ口を切り落としてみると、約5mmの直径・・・
1/4インチのコネクタなら付くかも?


空圧系は外れると危険なので、ステンレスのホースバンドで
1/4ホース用ソケットカプラーをしっかりと固定します。



布の保護部分は、それが影響してズレると危険なので、ゴムの部分をむき出しにして
ホースバンドで絞めておきます。



レギュレーター(減圧装置)無しで気軽に運転してみた所、1.5Mpa以上まで
ホース内圧力が上がりとても危険な状態でしたので
急遽レギュレーターを付けて0.8Mpaにてテスト

予備エアタンクでも有れば、小型で面白い感じで使えるな~とは思いましたが
120WのDCモーター(しかも定格が25%運転)では、長期連続は難しく
「圧力スイッチ(0.8Mpaで停止する)」やサーマルリレー(80℃で停止する)も無いので
20分も連続稼働させれば1回で壊れると思われるので、完全に実験で終わりです。

この使い方と、改造はメーカー推奨外なので、保証されないので注意です。

エアタンクで試す人は、充填中は必ずタンクとコンプレッサー前に居る必要があります。

無負荷で1.5~2分で1.5Mpaまで圧力が上がるので、エアタンクの場合は
タンク内圧力が、1.5Mpaまたはタンクの保証内圧力0.7~0.9Mpaに到達するか
コンプレッサーの連続稼働時間が15分を超えないように、監視が必要です。


圧力スイッチやサーマルリレー、圧力レギュレーター、安全弁を買ってしまうと…
安物のタカギあたりのコンプレッサーが買える金額になるので、オススメはしません。  


Posted by sinn-te  at 11:05Comments(0)空圧エアツール工具

2018年07月02日

修理中にコンプレッサー吹き飛ぶ

コンプレッサーの修理用に、待っていたACコンデンサーが到着しました・・・
なぜ、調達に、1ヶ月以上、こんなに掛かったのか?

誤って中国の会社から購入してしまった事が原因です。

そして、コンデンサー交換後、コンプレッサーを始動しました。
吹き上がりが良く、良好に気圧が上がり、5MPaまでは順調に来ました。
そうすると、なにやら「シュー」と聞きなれないエア漏れのような音が・・・?


室内に「ボン!」と言う音と共に立ち上る白煙、そして異臭
落ちる回転数、煙が上がるコンプレッサに手を伸ばし、すかさず電源をOFFに
そして、コンセントも引っこ抜き

緊急避難・・・


Faxx!!!

(嫌な予感はした、中華コンデンサー、中国からの配送、偽物コンデンサーなども
話として良く聞く・・・まさか自分が)

(写真の偽コンデンサー、こう言うのが、海外から出回っている。
間違って使うと、性能が出ないばかりか、故障の原因となる
本来は、信頼できるメーカーから購入すべきだが、2016年~2018年現在
コンデンサーの供給が遅れており、流通量が激減している・・・そこで、探した結果仕方なく
通販での購入になったが・・・)


コンプレッサーのモーターが、筐体が、内部が・・・部屋が酷い事に
Amazonで海外電子部品なんて買うもんじゃない・・・

「Amazonは写真の送れ、部品は交換してやる」と言っているが
コンデンサーのせいで燃えたコンプレッサーが交換された部品で修理できるわけではない。

落ち着いたら、烈火のごとくクレーム言おうかな  


2018年06月13日

日立ベビーコンプレッサPA800Sレストア 03

オーナーがメンテやオーバーホールせずに使い潰していただろうから
とにかく、汚いのです。



ケーブルも老朽化と被服破損なども随所に見られ、修理項目の上位に上がっていたので
マルツとモノタロウで部品を買ってきて、交換の準備に入りました。

白(アイボリー)、
黒、
灰(グレー)、
細線、
緑(アースではない)、
緑(アース)

と、本数は少ないですし、通し方的に識別可能ですが
もう少し、色数を増やして、識別製を上げる事にしました。
紫と茶色も追加で注文していますが、未だ届いていません。
コンデンサーと圧力スイッチ、ACリレーは今日到着予定。




昨晩の間にケーブルハーネス頭をを付けて、配線交換の準備をしておきました。
パフォーマンス問題や駆動制御がコレで直れば、モーターやピストンの磨耗が来るまで
もう、数年は働いてくれる筈です。  


2018年06月11日

日立ベビーコンプレッサPA800Sレストア 02

左列のカテゴリー分類でコンプレッサーなどの空圧工具エアツールのカテゴリーと
溶接機、プラズマカッター、TIGなどの為の溶接カテゴリーを作って登録し直してます。



元から、作業場でのエアツール利用を想定しているので、分岐用エアカプラーも増設



スパイラルホースも増やして、テストしたが、問題なく使えそうだ。
しかし、スパイラルエアホースの3mって・・・・総長が3mって事なのねw
短い!!
巻いた状態で3mと思って購入したら、思ったより短くてびっくりした。
5mでも1m位しか無いと思う。

設備的にはもう少し長い物が必要だろうな。


上記まで、組んで、エアーを一旦全部抜いてから再始動すると
やはり、空気が流れる部分(ホースやカプラ)が増えた分だけ、気圧が上がるのが遅くなった。
元々のタンク容量が低いので、0.7MPaでエアダスターを多用すると、直ぐにエア切れを起こす。

数分も使えない事から考えると、もっとタンク容量を増やすべきだろう。
せめて今の倍は必要だ。

連続運転時間が30分以下と指定されているが、前/前々のオーナーがオーバーヒートさせて
ケーブルを溶かしていたのは、運用時間をオーバーさせた結果だと思われる。

また、オーバーヒートで銅線が加熱するのも、配線に利用されているケーブルがSQ0.75で
定格連続運転の電圧と電流に対応できていない為だ。

連続定格の場合はVCTFのSQ0.75では1kw(10A)は流してはいけない事になっている。
(0.5A~0.7Aで500W~700Wまで)

つまり「連続で使わなければ発熱放熱するから、大丈夫」で設計されているモノを
半連続状態で利用した為に、ケーブルが発熱して、金属部分や樹脂部分に張り付き溶融
その結果、ケーブル内のワイヤーが露出して、ショートの危険状態になったと考えられる。


また、設計上楽にする為に、コンプレッサー用のモーター軸から空冷ファンの動力を取っている。
この設計はグラインダーやインパクトドリルなどでも見られるが、最大の欠点は
本体が加熱していても、モーターへの通電が切れると冷却できない。

このような据え置き機器では、冷却は常時行う位で良い筈だ。

(改造した溶接機も、冷却ファンは常時オンにしている)


ケーブル交換とコンデンサー交換、圧力スイッチ交換、冷却ファン増設、シールし直し
これが、このベビコン エアパンチ PA800Sに必要な改善手術の内容ではないかな


因みに、今の所、コレだけやってますが、使った費用は
コンプレッサー本体 3000円
送料 1800円
ダスター 1200円
ホース 1000円
スパイラルホース 1200円
カプラ 1200円
レギュレーター 5000円
と、1.5万以下で環境が揃えれています。

1.2MPaベースの空圧工具環境が2万円以下なら、お得な買い物と言えるでしょう。
さて、残りの改修作業を進めなければ。