2018年06月13日

日立ベビーコンプレッサPA800Sレストア 03

オーナーがメンテやオーバーホールせずに使い潰していただろうから
とにかく、汚いのです。



ケーブルも老朽化と被服破損なども随所に見られ、修理項目の上位に上がっていたので
マルツとモノタロウで部品を買ってきて、交換の準備に入りました。

白(アイボリー)、
黒、
灰(グレー)、
細線、
緑(アースではない)、
緑(アース)

と、本数は少ないですし、通し方的に識別可能ですが
もう少し、色数を増やして、識別製を上げる事にしました。
紫と茶色も追加で注文していますが、未だ届いていません。
コンデンサーと圧力スイッチ、ACリレーは今日到着予定。




昨晩の間にケーブルハーネス頭をを付けて、配線交換の準備をしておきました。
パフォーマンス問題や駆動制御がコレで直れば、モーターやピストンの磨耗が来るまで
もう、数年は働いてくれる筈です。  


2018年06月11日

日立ベビーコンプレッサPA800Sレストア 02

左列のカテゴリー分類でコンプレッサーなどの空圧工具エアツールのカテゴリーと
溶接機、プラズマカッター、TIGなどの為の溶接カテゴリーを作って登録し直してます。



元から、作業場でのエアツール利用を想定しているので、分岐用エアカプラーも増設



スパイラルホースも増やして、テストしたが、問題なく使えそうだ。
しかし、スパイラルエアホースの3mって・・・・総長が3mって事なのねw
短い!!
巻いた状態で3mと思って購入したら、思ったより短くてびっくりした。
5mでも1m位しか無いと思う。

設備的にはもう少し長い物が必要だろうな。


上記まで、組んで、エアーを一旦全部抜いてから再始動すると
やはり、空気が流れる部分(ホースやカプラ)が増えた分だけ、気圧が上がるのが遅くなった。
元々のタンク容量が低いので、0.7MPaでエアダスターを多用すると、直ぐにエア切れを起こす。

数分も使えない事から考えると、もっとタンク容量を増やすべきだろう。
せめて今の倍は必要だ。

連続運転時間が30分以下と指定されているが、前/前々のオーナーがオーバーヒートさせて
ケーブルを溶かしていたのは、運用時間をオーバーさせた結果だと思われる。

また、オーバーヒートで銅線が加熱するのも、配線に利用されているケーブルがSQ0.75で
定格連続運転の電圧と電流に対応できていない為だ。

連続定格の場合はVCTFのSQ0.75では1kw(10A)は流してはいけない事になっている。
(0.5A~0.7Aで500W~700Wまで)

つまり「連続で使わなければ発熱放熱するから、大丈夫」で設計されているモノを
半連続状態で利用した為に、ケーブルが発熱して、金属部分や樹脂部分に張り付き溶融
その結果、ケーブル内のワイヤーが露出して、ショートの危険状態になったと考えられる。


また、設計上楽にする為に、コンプレッサー用のモーター軸から空冷ファンの動力を取っている。
この設計はグラインダーやインパクトドリルなどでも見られるが、最大の欠点は
本体が加熱していても、モーターへの通電が切れると冷却できない。

このような据え置き機器では、冷却は常時行う位で良い筈だ。

(改造した溶接機も、冷却ファンは常時オンにしている)


ケーブル交換とコンデンサー交換、圧力スイッチ交換、冷却ファン増設、シールし直し
これが、このベビコン エアパンチ PA800Sに必要な改善手術の内容ではないかな


因みに、今の所、コレだけやってますが、使った費用は
コンプレッサー本体 3000円
送料 1800円
ダスター 1200円
ホース 1000円
スパイラルホース 1200円
カプラ 1200円
レギュレーター 5000円
と、1.5万以下で環境が揃えれています。

1.2MPaベースの空圧工具環境が2万円以下なら、お得な買い物と言えるでしょう。
さて、残りの改修作業を進めなければ。  


2018年06月10日

日立ベビーコンプレッサPA800Sレストア 01

古すぎるモデルで、マニュアルも日立のメーカーWEBサイトに無く
手さぐりなので苦労しています。

しかし、古すぎるが故に、造りはシンプルで、この辺りが日本の昔の設計や製造者の考え方が
正常であった事を感じる点です。(今は外国人が設計して、外国で作り、質は・・・ですからね)



組み戻して、通電を行ったら、空気圧が上がらない。
これは、ドレインバルブが摩耗して空気が漏れていたからのようなので、一度分解して
ダイヤモンドヤスリで平面にして解決しました。


修正後に気圧は上がり始めましたが、空気の漏れる音がして
どうも、嵌合部分のシーリングがガタが出ているようです。
シールテープを巻きなおしたいですが、一旦はこのままテスト続行



格安のエアフィルターと水抜き付き調圧レギュレーター、それにテスト用のエアダスターを買ってきたので
エアーコンプレッサーでよく使われる圧力の0.4MPa(ガスガンやガス缶の圧力)を設定して
エアダスターを噴射!

勢いが有って、エアダスターらしい圧力を感じました。

次に、空圧工具で良く使われる圧力の0.7MPaをテスト
この辺りから、色々危険性が増すので、調整も慎重になる。

エアダスターの定格は0.8MPa以下
レギュレーターの定格は1.0MPa以下
エアホースの定格も1.0MPa以下
と、マージン(設計上の安全マージン)はあると思いますが危険性と言うのはその辺です。

0.7MPaでのエアダスターは、Co2レギュレーターの出力並で
安物のエアブロアーのように空気を放出している。
トリガーを引くとガスガンの発射音よりも大きい音がする。

この威力で、釘やサンダー、グラインダーが使える訳だ。
強力そうだ。

  


2018年06月09日

日立ベビーコンプレッサPA800Sレストア 00



平成7年(1995年) 6月16日発売
日立1馬力(1HP)釘打機用ハンディ型空気圧縮機「エアーパンチ」PA800S

小型持ち運び可能な1馬力釘打機用ハンディ型空気圧縮機
1馬力釘打機用として国内最軽量の19Kgを実現
標準価格149,000円


これをジャンクで手に入れたので、修理できるか?やってみようかと・・・
しかし、古い、23年だ。

保守部品が日立産機でも、保存・保管義務も切れている。
修理できる可能性は低い。

モータートラブルの場合はオリジナルの回転数が1740rpm@60Hz
なので、日立の単相モーターを1:2で廻して@3480rpm仕様で
もし空圧ブロックの場合は、廃棄決定だな~

タンク内最大圧力:13kgf/cm2(1.27MPa)
吐出空気量:85L/min


まずは、通電前に分解清掃する…か


うあぁ
笹の葉と虫の死骸が大量に砂や土も出てくる。
ネジが錆びてる、緩んでいる、雨水か海水など水にぬれた可能性も



砂に、何をしたのか?
前のユーザー修理レストアに失敗したのか?
ケーブル周りが断線している。
(この状態の時点で、前の修理を試みた人はレストアの才能は無いだろう?と断言できる)



なにか、くだらない事をした後が残って居る。
この部分は、構造から考えると、圧力弁(圧力スイッチ)の部分だが…
ジャンク内容から考えると、修理ポイントの一つではある。



出力口周りのパーツだが、ここは最悪全交換は可能だ。
専用設計ではあるが、交換しやすい構造なので、最近の製品への換装で修理できるだろう。
今は、全部を水洗いして、様子を見る。



一番、酷いのは、錆よりもハーネス(銅線)の断線や絶縁が裂けている所が多過ぎる点だ。
モーター含めて、構造や回路が分かったら全て銅線は交換して、再配線し直したい。
今は、ビニールテープで応急処置しておく・・・
取り敢えず、部品をバラして

風呂場で洗剤漬けにしてくる・・・・



樹脂部品だけ、先ずは洗浄完了

空圧工具製品を、あんなレベルで使って居て、それをジャンク出品で
一つ間違えば、死傷する事故になるし、火災なども考えられる。
コンプレッサーの取り扱いは、もっと気を使うべきだろう?

  


2018年05月22日

S-1でも太さが

被覆アーク手棒溶接

板厚
0.5~1.5mm
S-1のφ1.4mmで40Aだが、そのままでも穴が開く、スポット溶接の連続だと何とか
溶接できたが、溶接棒がドンドンなくなる。

1.5~2.0mm
φ1.4かφ1.6で40A~60Aで溶接できる。
φ1.4だと安定して溶接できるが、φ1.4は長さが短いのでL=200mmの長さを連続溶接が出来ず
継ぎ足しになる。
φ1.6だと溶けすぎに気をつけないと、穴が開くか、溶けすぎる。

2.0~3.0mm
φ2.0で板厚2mmは適正、60A~95Aが丁度よい。
板厚2.0にφ2.6では穴が開きやすい。
φ2.6を使う時は、スポット点付けでやるのが良い。

SUS304 3.0とSS400 4.5を付ける。
φ2.6で80A~100Aで溶かせる。
ただ、SUS304の方が速く溶けるので、溶接棒の位置を考える必要がある。
SS400 1536℃
SUS304 1450℃

奒先で中央を溶接しようとした場合、SUS304側が穴が開く




薄板は、神経を使うので今後は4mm~8mmもやってみたいが
重量が重くなるので、その辺が問題だ。