2015年09月19日
古鉈レストアもう一度鉈として…00’
あれ?
前にも同じ事を言っていたような・・・デジャヴかな?
ともかく
古い鉈をまとめて数本ゲットしてきたので
これをレストアして使えるようにしようかと思います。

あまりに、錆が出ていたのでサンドペーパーの#240で錆を大まかに落としました。
後、刃の方も丸まっていたので、LANSKY(ランスキー)でダイアモンドの砥石で削り落としました。
背のダメージが有り身が盛り上がっています。

裏スキがされている、片刃の小型に相当する鉈です。
全鋼ではないと思いますし、背の部分もダメージがこちらも有ります。
削れるか?
打ち直せるか?
(と言っても冷間鍛造=物理力ですけど)
それは、やってみなければ分からないです。

銘が彫ってあるんで、読む努力をしてみましたが・・・また後で確認します。
まずはハンドディスクグラインダーで#60 #120 #240
ベルトサンダーで#240 #400※
(※ 今回メーカーに無理言って特注して作ってもらったwwwありがとうございます。)
削っていきます。

この打痕によって出来た部分も丁寧に削ります。
角度を間違えると、峰なんかも削ってしまい、刃厚が薄くなるので丁寧に…
あと、銘も削らないようにですね~


はい、削れました。
鍛造跡が結構残っているし、何か硬いモノが当たった傷が多くありますが
深いので、そこまで削らず、錆び落としと細かな傷を落としただけにしました。
二つ上の画像と比較すると、一目瞭然です。

背も、打撃に強くするために、大きなRにしてあります。
こちらは#400でヘアライン仕上げにしておきました。

砥石を当てて確認しましたが、この持ち主は、良い使い方をしていたようです。
綺麗に研いできた跡があり、まだ、大きな修正も必要なく使えそうです。
(刃毀れが結構あるので、これから研ぎ直さないと行けませんけどね。)

さて、鍛接あとを見ると・・・これは綺麗に融着しているし、異物も無く境目も分からない程です。
良い仕事しています。
しかも、裏面の刃金も、鉈全体の1/4まで入っていて、普通に数十年は使えそうな作りです。
良い鍛冶職人のモノではないかな~と思っています。

んんんんん^^^^^^
タガネを入れて、名を掘り始める場所と言うのは、そうそう外さないと思います。
特に、1画目の場所は、書き始めの位置なので、正解になるとして・・・
2画目以降は、感覚になる事が多いので、上下左右ズレた位置に筆が来る事もあるとして・・・
美ミ
農ノウノ
国クニ
宗ソウ
兵ヘイ
作サク
でしょうか?
残念ながら、持ち主は亡くなっているので、確認は出来ない物ですが
誰か、この鍛冶さんを知って居ればURLとかくださいね。
前にも同じ事を言っていたような・・・デジャヴかな?
ともかく
古い鉈をまとめて数本ゲットしてきたので
これをレストアして使えるようにしようかと思います。
あまりに、錆が出ていたのでサンドペーパーの#240で錆を大まかに落としました。
後、刃の方も丸まっていたので、LANSKY(ランスキー)でダイアモンドの砥石で削り落としました。
背のダメージが有り身が盛り上がっています。
裏スキがされている、片刃の小型に相当する鉈です。
全鋼ではないと思いますし、背の部分もダメージがこちらも有ります。
削れるか?
打ち直せるか?
(と言っても冷間鍛造=物理力ですけど)
それは、やってみなければ分からないです。
銘が彫ってあるんで、読む努力をしてみましたが・・・また後で確認します。
まずはハンドディスクグラインダーで#60 #120 #240
ベルトサンダーで#240 #400※
(※ 今回メーカーに無理言って特注して作ってもらったwwwありがとうございます。)
削っていきます。
この打痕によって出来た部分も丁寧に削ります。
角度を間違えると、峰なんかも削ってしまい、刃厚が薄くなるので丁寧に…
あと、銘も削らないようにですね~
はい、削れました。
鍛造跡が結構残っているし、何か硬いモノが当たった傷が多くありますが
深いので、そこまで削らず、錆び落としと細かな傷を落としただけにしました。
二つ上の画像と比較すると、一目瞭然です。
背も、打撃に強くするために、大きなRにしてあります。
こちらは#400でヘアライン仕上げにしておきました。
砥石を当てて確認しましたが、この持ち主は、良い使い方をしていたようです。
綺麗に研いできた跡があり、まだ、大きな修正も必要なく使えそうです。
(刃毀れが結構あるので、これから研ぎ直さないと行けませんけどね。)
さて、鍛接あとを見ると・・・これは綺麗に融着しているし、異物も無く境目も分からない程です。
良い仕事しています。
しかも、裏面の刃金も、鉈全体の1/4まで入っていて、普通に数十年は使えそうな作りです。
良い鍛冶職人のモノではないかな~と思っています。
んんんんん^^^^^^
タガネを入れて、名を掘り始める場所と言うのは、そうそう外さないと思います。
特に、1画目の場所は、書き始めの位置なので、正解になるとして・・・
2画目以降は、感覚になる事が多いので、上下左右ズレた位置に筆が来る事もあるとして・・・
美ミ
農ノウノ
国クニ
宗ソウ
兵ヘイ
作サク
でしょうか?
残念ながら、持ち主は亡くなっているので、確認は出来ない物ですが
誰か、この鍛冶さんを知って居ればURLとかくださいね。
!! オススメ !!
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岐阜県製造品かと(=゚ω゚)ノ
御存じの通り、兼とは刀鍛冶に多い名の一つです。
房…忘れました(;´Д`)ア~ワ
まずは、欠けを直しています。
4時間以上かかっていますけど、まだ0.3~0.4mm残っていて
刃角を浅くすれば、終わるのですけど
折角なので、鋭利に仕上げようかと、時間かけています。
樫の木で柄も作り直す準備が出来ているので
研ぎ上がれば、差し替えて、鞘も作ってみようかと
振り回す実用性は、言われているようにククリ、グルカの方が
上かもですね。
この連休、バイトで展示即売場の方に行っていましたが
刃物の動きが変化してきたみたいです。
包丁は、ステンレスの素材をメインとした和包丁スタイルが良く売れ(ステンの黒肌鎚目、心材SLD&HAP40などの割とその方面の材料)
親子でキャンプ・アウトドアを楽しむ為に、薪割り用の手斧や鉈を購入されるお客さんがいました。(^。^)y-.。o○