2018年08月19日

よーし、ヤスリをレストアするよ~と思ったか?04

焼いてきました。


オーブンの温度設定 260℃で25分間焼き続けて、焼けたら200℃で追加で15分間

焼き上がりを一応、そこから45℃のお湯につけて
それから10℃の水で冷やして

合計40分、焼き戻しはしてみた。


比較で鉄鋼ヤスリを掛けた感じでは、折れた方のオリジナルは
ほぼヤスリを弾いている(HRC59~61)のに対して
焼き戻した方は、実感しにくいレベルでヤスリが掛かっている。


交互にヤスリ掛けてみると、焼き戻した方は少しずつだが削れているので
HRCで58~59位まで下がっている?

この程度で、鋳鋼の質が靭性に振れるのか?
専門では無いので分からないが、この辺からも鋳造品と鍛造品の信頼感が少し変わってしまう。
(車の部品とか結構、鋳造の追加加工品が多いので…)
(鋳鋼は不純物が多く、成分の偏析が発生しやすい。)


おかしい?
違う?
成分データを比較すると、脆さは炭素の問題ではないのではないか?

日本刀の鋼材である、玉鋼なんかも、結構不純物だらけだが
一応の強度が出ているし、参考に鋳鋼と青紙1号を比較すると、こうなる。


(マンガン=結構邪魔な不純物が多いのと、炭素量がむしろ少ない位であとは、近似であると見える)

炭素量だけで言えば、青紙の方が多いが、鋳鋼より割れやすい印象は無い。(鉈や剣鉈にも使われるし)

そうなると、製造上の方が原因と言う事になり、鋳鋼で刃物品質を上げるには
浸炭と折り返し鍛造くらいしか方法が無くなり、最初から鍛造品じゃないか~と言う落ちになる…


まあ、分かった!刃物には鋳物は不向きだと言う事だw(最初から言われているけど)
バネ鋼や鍛造ベアリングの方が良いと思います。
数十時間かけて、本末転倒だな・・・  


2018年08月19日

よーし、ヤスリをレストアするよ~と思ったか?03



とりあえず、このヤスリの板厚に合うように、タングをステンレスで付け直します。




溶接設定は、ステンレスの4mm~5mm用
開先を45°両面にして、接続部分を1mm開けて固定する。

溶接棒は、本来2.6~3.0mmを使わなければいけないのですが
在庫していなかったので
(7㎜以上のSUSを溶接する事は無いと思って居たし)

2.0㎜のノンスパッタ型アーク溶接棒でやります。
溶けが悪いのが嫌だっだので、2.0mmの上限に近い98A
溶け込みを狙って、ネガが溶接棒、ポジが母材です。
(反対にすると、広がるらしいけど…実感はないし、主に溶け込ませるのが溶接だと思うので)




溶接すると、少し食われる?=目減りするので
チッピングハンマーとワイヤーブラシで被膜を落とし、グラインダーで
凹ませて、もう一度盛り直す。

盛った部分は、鉄鋼>ステンレスになるので強度が上がっているのを感じる。




其処からもう一度、最終成形でグラインダーを掛けて
タングの修正は完了。




シームレスに、SUS304のW14mm x T9.0mm x L120mmが
ヤスリに繋がっている。

が...心が折れました。

調子に乗って、この状態で、木に叩き付けていました。
実は、鋳鋼は炭素量と製法の関係で衝撃に弱いのです。

キ~ン!
え~~~~~~~~~





ガラスみたいな音で割れた~~~~
さて、どうする?

折れたのは心と鋼だが。・。・。・。・。

溶接する?でも、そこだけステンレス?
やっぱり、焼き鈍しをして柔らかくすべきだった?
鋳鋼を鍛造やナマスとか聞いた事がない。

鋳鉄はそもそも、量産用で微細化されていないし、分子構造も
鍛造とは違うけど・・・うん~~~

とりあえず、ダメ元で260℃で思いっきり焼き戻しだけしてみよう
焼き鈍しする設備的な物は無いし、結果が出ない可能性の方が高いので

オーブンの限界温度が260℃なので20~30分間、焼き戻しだ。
HRCは57~59まで鈍っても、割れるよりはマシだ。


今から焼こう!!!  


2018年07月02日

修理中にコンプレッサー吹き飛ぶ

コンプレッサーの修理用に、待っていたACコンデンサーが到着しました・・・
なぜ、調達に、1ヶ月以上、こんなに掛かったのか?

誤って中国の会社から購入してしまった事が原因です。

そして、コンデンサー交換後、コンプレッサーを始動しました。
吹き上がりが良く、良好に気圧が上がり、5MPaまでは順調に来ました。
そうすると、なにやら「シュー」と聞きなれないエア漏れのような音が・・・?


室内に「ボン!」と言う音と共に立ち上る白煙、そして異臭
落ちる回転数、煙が上がるコンプレッサに手を伸ばし、すかさず電源をOFFに
そして、コンセントも引っこ抜き

緊急避難・・・


Faxx!!!

(嫌な予感はした、中華コンデンサー、中国からの配送、偽物コンデンサーなども
話として良く聞く・・・まさか自分が)

(写真の偽コンデンサー、こう言うのが、海外から出回っている。
間違って使うと、性能が出ないばかりか、故障の原因となる
本来は、信頼できるメーカーから購入すべきだが、2016年~2018年現在
コンデンサーの供給が遅れており、流通量が激減している・・・そこで、探した結果仕方なく
通販での購入になったが・・・)


コンプレッサーのモーターが、筐体が、内部が・・・部屋が酷い事に
Amazonで海外電子部品なんて買うもんじゃない・・・

「Amazonは写真の送れ、部品は交換してやる」と言っているが
コンデンサーのせいで燃えたコンプレッサーが交換された部品で修理できるわけではない。

落ち着いたら、烈火のごとくクレーム言おうかな  


2018年06月18日

テストピース作製

当初の設計を見直してます。

人が水面下に入ることを前提にすると
どうしても、腰のサイズを基準にしなければならず
水の抵抗が避けられない。

シットオンカヤックなどの寸法を見ても
74〜78cmとデブでも乗れる船体幅を
取っているが、コレを58cmにした所で
僅かな、抵抗減にしかならないだろう。

そこで、直線方向だけでも、抵抗を極力減らす
細身の船体に設計変更している。
(側面の側圧による接触抵抗の方が
マシなのではとの考え)

人が船体内に居ないので有れば、居住空間は
必要ないので、スチロールやポリエチレンの
船体にする為、スタイロフォームと言う
吸水性の無い、高耐久材での設計に変更
コレで浮力や形状を調整している。



しかし、この素材には二つの欠点が有り
一つは強度で、もう一つは、温度です。

FRPにする事で強度はクリアされる問題ですが
FRPにする過程で出る熱と反応により
スタイロフォームが溶融すると言う話ですので
テストピースを作り、確認して見ようと

三つのピースは、素材接着のみ(失敗確認用)
表面を二重にオーバーコート(作業量大+コスト小)
二重防水シリコン塗装(作業量小+コスト大)  

Posted by sinn-te  at 07:55Comments(0)自作DIY系

2018年06月13日

日立ベビーコンプレッサPA800Sレストア 03

オーナーがメンテやオーバーホールせずに使い潰していただろうから
とにかく、汚いのです。



ケーブルも老朽化と被服破損なども随所に見られ、修理項目の上位に上がっていたので
マルツとモノタロウで部品を買ってきて、交換の準備に入りました。

白(アイボリー)、
黒、
灰(グレー)、
細線、
緑(アースではない)、
緑(アース)

と、本数は少ないですし、通し方的に識別可能ですが
もう少し、色数を増やして、識別製を上げる事にしました。
紫と茶色も追加で注文していますが、未だ届いていません。
コンデンサーと圧力スイッチ、ACリレーは今日到着予定。




昨晩の間にケーブルハーネス頭をを付けて、配線交換の準備をしておきました。
パフォーマンス問題や駆動制御がコレで直れば、モーターやピストンの磨耗が来るまで
もう、数年は働いてくれる筈です。