2014年12月11日
包丁自作 全鋼フルタング 三徳 01
下書き
原寸大、ラフ
ナイフのデザイン画を描く時は、立って状態や腕を大きく動かせる状態で描くのが良い。
また、パースがかからないように、画用紙と直角に面した位置に頭が来るようにするとイメージ通りの原画になる。
少し、長すぎるかな~相当フロントヘビーになる感じだ、落とすとゼッタイに刺さるバランスだ。
削り出しだと鋼材が生かせないな・・・グリップの部分と先端背の部分の鋼材が廃棄で
根元が刃幅が不足する、自由鍛造で打ち広げられれば、融通が利くのにな~
「武生ナイフビレッジ」とかで持ち込み鋼材で試し打ちさせてもらうか?
業者に頼むと急に堅苦しくなるし、難しい所だ。
お金をかけて作るなら、大きい鋼材からドンドン鉄粉にして作るのだけれど
!! オススメ !!
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最近は日本刀でも全鋼が増えてますが
実用目的だと刃こぼれが心配です
その辺りは、そんなに問題ないのですか?
(@_@)
刃物要素が最適なバランスだと思います。
全鋼なのですが、靭性(弾力性)、防錆、硬度、粒子のバランスが
一般的なナイフ鋼材よりも優れている為です。
(一般的と言うのはATS34、440C、D2など)
もし、ダイヤモンドの硬度、炭素分子の粒子を持ちながら
靭性が有れば究極の刀となるのですが、ダイヤモンドは
靭性が無いので限界を超えると簡単に砕けるのです。
全鋼の日本刀でも焼き土を載せて焼き入れを制御すれば
CRMO-7に勝るとは思いますが職人のプライドが邪魔して
防錆までは行なっていないのでマメな手入れが必要ですよね。
現代の刀工が対人戦闘用の現代刀を作るなら、ステンレス鋼で
鍛造し焼き土を乗せて作ると思います。
これは、肉屋が使う解体用の包丁に似ていますね♪
画像を送って頂ければ、お遊びしてみますよ(=゚ω゚)ノ
メールします。