2015年11月15日

新しいストーブを作ろうと思う・・・004対決結果

其々、同じ量の割り箸を与えて燃焼を行なっている様子は監察に夢中で撮影していないがw
ソロストーブの特徴的な2次燃焼は確認できた。

非常に面白い様子だった。

自然界の燃焼では、ガスなど制御された燃焼と異なり燃焼材料の状態で
火が強くなったり、弱くなったりする事で酸素がたりなくなる事が発生しているのだ。


それにより、燃えたくても燃えられず、くすぶる。

それが白煙や煤になり、煙が上がる。
二次供給部から酸素が増えれば、それが再燃焼して、発火する。
(二次空気取り入れ口から可燃ガスが出ているかのようにそこから
火が出ている。ガスコンロのようだ)

しかし、燃焼室内の温度が中途半端に低いとガス(煤や白煙)が燃焼できず
結局は煙となって登る。

ここで、Solo Stoveの構造と流れに問題と疑問が残った。

が・・・教えない。

人様の商品にヒントを与える必要も無いだろう。
何故ソレが起きるのか?それを考えられる人間だけが企画屋になれる。
そして、その問題を解決するのが技術者の仕事で
それらを形にして売るのが商売人メーカーの仕事だ。


Solo Stoveは、まだまだ改善の余地があり、その気になれば
より性能を引き上げられるだろう。
+4000円位で劇的に・・・いや教えないけど


で、自作の折りたたみロケットストーブbetaは、特に
改良している訳では無いので、いつもの性能のままです。
(おそらくコレは、もう改良はしない予定)

この画像でソロストーブの欠点が解ります。
そして、その問題点を吸収させてもらいました。

新しいストーブを作ろうと思う・・・004対決結果
(ソロストーブの燃えカス=炭化した多くの薪が炭として燃え残る)

新しいストーブを作ろうと思う・・・004対決結果
(ロケットストーブベータの燃えカス=最初に入れた分は高温で気化し、最後の分のみ灰として残る)
(これは、つまりセルロースの熱分解が・・・)

さて~設計を変更すのは良いけど、ロケットストーブは
燃料が増えると1100℃以上になるので、それが問題ではある。
熱還元を考えていたのですが、1100℃も戻されると耐温度がマズイ







!! オススメ !!



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Posted by sinn-te  at 18:20 │Comments(0)装備品サバイバルキット装備自作DIY系

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