2017年11月10日

スター電器 RED GO 120 SSY-122R レッドゴー溶接機改造 06

交流溶接機の出力である2次側交流を直流に整流すると、交流時よりも電圧が高まります。

全波整流するとして、平滑コンデンサの推奨値は
C=I*t/ΔV
I=負荷電流値=110A
t=放電時間周期(交流60Hz地域なので4.2ms)=
ΔV=許容リップル電圧p-p=全波整流範囲を許容とするので25.5V
C=18,117uF~35,804uF
サージを考慮すると、無負荷電圧の3倍の耐性は欲しいので、コンデンサの最低電圧は150V
できれば250V~350Vくらいあった方が、心配が無い。

メーカー KEMET アルミ電解コンデンサ 200V dc 18000μF 型番:ALS71A183NF200
このくらい?


コンデンサも暖かくなりますが、それ以上にスイッチング素子やダイオードは熱を持ちます。
自然空冷ではこれもトランス同様にNGでしょうから、強制空冷にしますが
ダイオードはトランスとは異なり、冷却用フィンを付けられるので、CPUクーラーのように
冷却フィン+冷却ファンで構成するつもりです。

スター電器 RED GO 120 SSY-122R レッドゴー溶接機改造 06

と言う事で、買ってきました。
1200V 200Aの直流整流器。

それに、下に見えているのが240x120x50の巨大なヒートシンク


スター電器 RED GO 120 SSY-122R レッドゴー溶接機改造 06

配線用に、圧着工具も買い足しましたが、人生でSQ 5.5以上をカシメる必要性が何度あるか?
(普通AC100V~200V 1.25~5.5 SQで十分な筈)
この圧着端子の22 SQなんて、AC 600V 185A=111Kwは一般家庭では不要なレベルです。
人差し指サイズの配線直径ですからね。

それでもレールガンとかコイルガン作るなら、もっと太い端子が必要ですけど



スター電器 RED GO 120 SSY-122R レッドゴー溶接機改造 06

そして、TIG、MIGにするのに必要なSSRもついでに購入
一応、準備だけして、当面はアーク溶接で使う予定です。
なぜならアルゴンガス周りの道具を揃えると、それだけで4~5万かかるので
費用が上がりすぎる。

¥2,000-のレッドゴー120アークに、どれだけ突っ込んでTIG溶接機にする気?となるでしょう?
今でも、FAN、WCT線、圧着、工具、ケーブルグランドなどで8千円は使ったので
まずは、これで実験を開始したい。






!! オススメ !!



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