2016年01月22日
木質燃料と灯油とウッドペレット
暖炉とウッドストーブの特集していたのでコッチも情報を書いておこう
灯油などの化石燃料(サイクルしない枯渇燃料)は長い時間をかけて
高密度のエネルギーへと変化したが、それを生み出すには
より多くのエネルギーが必要になる。
地殻やマグマの高温高圧により生み出されたモノを
再現するのに多くのエネルギーを利用するのは馬鹿らしいだろう
一方でバイオマス(バイオガスやエタノール)は比較的少ないエネルギーで
中密度の燃料にする事ができるが、それでも未だ太陽光だけで
簡単に~と言う訳には行かない。(質量保存的に当たり前なのかも知れない)
薪 3800Kcal/kg
ペレット 4300kcal/kg
灯油 10300kcal/kg
木質燃料や木質ペレットは更に低いエネルギーで
適度な変換ができ、循環するエコなエネルギーだ。
燃焼したらCo2を排出するのに「何故エコなんだ!」と思うかもしれないが
木は、その成長の段階で大量のCo2を吸収する。
むしろ、Co2のおかげで大きく成長するのが植物なのだ。
(ビニールハウスや藻の育成などでは、Co2を使って大きくする位、成長にはCo2を必要としている)
木を燃やすと言うのは、植物がその成長の過程で大量に吸収した
二酸化炭素を、再び放出している事でしかなく、発生したと言うよりは開放している行為なのだ。
また、その放出された二酸化炭素は、再び木々や植物の成長に利用される。
このようにCo2のサイクルが回る事で枯渇・化石燃料にはない
循環型自然エネルギーとなっているのだ。
でも~エネルギー密度がどの位なのか?はあまり考えられていない。
一般的に、木質燃料として利用されるのは間伐材での杉や檜など植樹された物や
クヌギ、松、白樺など自然で間引かれたものなのだが下に
それら木々の密度を表したので見て欲しい。
種類密度 比重 g/cm3
黒檀1.3
カリン0.95
アカガシ0.92
紫檀0.9
タガヤサン0.9
ローズウッド0.86
(灯油) 0.82
ブビンガ0.81
樺 0.79
アサダ桜0.75
ケヤキ0.7
カエデ0.69
タモ0.69
ナラ0.68
竹0.65
ウォールナット0.63
山桜0.63
松(肥え松)0.63
クワ0.62
クリ0.6
ニレ0.6
チーク0.6
カラマツ0.53
ホオ0.53
米松0.53
トチ0.52
クス0.52
セン0.52
マホガニー0.51
イチイ0.48
ヒバ0.41
ヒノキ0.41
スギ0.38
キリ0.29
コルク 0.24
バルサ0.1
黒檀は別格の密度だが、一般的な薪燃料のエネルギー密度が低い事が見て取れる。
つまり、同じ体積=量の「黒檀」と「杉」ではエネルギー量が3.4倍も違うのだ。
更に、成長速度や成長時の大きさも注意が必要だろう・・・
注目したいのは、当然「松、杉、檜」と比較して「竹」の存在感だろう。
竹は1日で1.2mも成長する。
長さは30m、太さは節があるが20cmなど、そしてエネルギー密度が1.7倍以上
エネルギーサイクル上では、なかなか目を見張る「燃料」だ。
灯油のポリタンク 20L=16kg分の薪となると
(10300kcal x 16kg = )164800kcal 同じ量の薪となれば「 43kg 」必要になります。
「灯油 ポリタンク 20L 16kg = 薪43kg」結構重いし多い。
だが、一日でポリタンクが空になる訳ではないので、一般的な石油ファンヒーターで
タンク容量 5L 12畳用で出力「強」にした場合、16時間使えるようなので
「5L 16時間分 強出力」とすると10kgの薪で約1日ですね。
比重から見れば、25L分を用意すれば1日分になります。
灯油などの化石燃料(サイクルしない枯渇燃料)は長い時間をかけて
高密度のエネルギーへと変化したが、それを生み出すには
より多くのエネルギーが必要になる。
地殻やマグマの高温高圧により生み出されたモノを
再現するのに多くのエネルギーを利用するのは馬鹿らしいだろう
一方でバイオマス(バイオガスやエタノール)は比較的少ないエネルギーで
中密度の燃料にする事ができるが、それでも未だ太陽光だけで
簡単に~と言う訳には行かない。(質量保存的に当たり前なのかも知れない)
薪 3800Kcal/kg
ペレット 4300kcal/kg
灯油 10300kcal/kg
木質燃料や木質ペレットは更に低いエネルギーで
適度な変換ができ、循環するエコなエネルギーだ。
燃焼したらCo2を排出するのに「何故エコなんだ!」と思うかもしれないが
木は、その成長の段階で大量のCo2を吸収する。
むしろ、Co2のおかげで大きく成長するのが植物なのだ。
(ビニールハウスや藻の育成などでは、Co2を使って大きくする位、成長にはCo2を必要としている)
木を燃やすと言うのは、植物がその成長の過程で大量に吸収した
二酸化炭素を、再び放出している事でしかなく、発生したと言うよりは開放している行為なのだ。
また、その放出された二酸化炭素は、再び木々や植物の成長に利用される。
このようにCo2のサイクルが回る事で枯渇・化石燃料にはない
循環型自然エネルギーとなっているのだ。
でも~エネルギー密度がどの位なのか?はあまり考えられていない。
一般的に、木質燃料として利用されるのは間伐材での杉や檜など植樹された物や
クヌギ、松、白樺など自然で間引かれたものなのだが下に
それら木々の密度を表したので見て欲しい。
種類密度 比重 g/cm3
黒檀1.3
カリン0.95
アカガシ0.92
紫檀0.9
タガヤサン0.9
ローズウッド0.86
(灯油) 0.82
ブビンガ0.81
樺 0.79
アサダ桜0.75
ケヤキ0.7
カエデ0.69
タモ0.69
ナラ0.68
竹0.65
ウォールナット0.63
山桜0.63
松(肥え松)0.63
クワ0.62
クリ0.6
ニレ0.6
チーク0.6
カラマツ0.53
ホオ0.53
米松0.53
トチ0.52
クス0.52
セン0.52
マホガニー0.51
イチイ0.48
ヒバ0.41
ヒノキ0.41
スギ0.38
キリ0.29
コルク 0.24
バルサ0.1
黒檀は別格の密度だが、一般的な薪燃料のエネルギー密度が低い事が見て取れる。
つまり、同じ体積=量の「黒檀」と「杉」ではエネルギー量が3.4倍も違うのだ。
更に、成長速度や成長時の大きさも注意が必要だろう・・・
注目したいのは、当然「松、杉、檜」と比較して「竹」の存在感だろう。
竹は1日で1.2mも成長する。
長さは30m、太さは節があるが20cmなど、そしてエネルギー密度が1.7倍以上
エネルギーサイクル上では、なかなか目を見張る「燃料」だ。
灯油のポリタンク 20L=16kg分の薪となると
(10300kcal x 16kg = )164800kcal 同じ量の薪となれば「 43kg 」必要になります。
「灯油 ポリタンク 20L 16kg = 薪43kg」結構重いし多い。
だが、一日でポリタンクが空になる訳ではないので、一般的な石油ファンヒーターで
タンク容量 5L 12畳用で出力「強」にした場合、16時間使えるようなので
「5L 16時間分 強出力」とすると10kgの薪で約1日ですね。
比重から見れば、25L分を用意すれば1日分になります。
!! オススメ !!
外交と戦争と経済
兵器におけるゲームチェンジャー
チーターじゃなくて、ただの
ラジコン用のサーボで自動照準
新時代の戦闘は対応する装備や戦術が必要
能登半島地震で被害甚大なのに万博予算追加するんだ?へ~ぇ
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新時代の戦闘は対応する装備や戦術が必要
能登半島地震で被害甚大なのに万博予算追加するんだ?へ~ぇ
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
一時は薪ストーブも本気で考えましたがw
使えなくなるので、効率はさがるけれど石油ストーブの方が
防災機器として優秀だったりしますね。
上でヤカンや鍋が掛けられる奴なんかが特に
IWATANI(岩谷)から出た、ペルチェのゼーベックで自己発電して
ファンヒーターを稼動させる「カセットガスファンヒーター」は
奇跡のようなアイテムですけど
連続稼働時間が短いので、そこだけマイナス要素ですね。
石油ストーブ大手がコレをやれないのは
「技術力不足」と「知識不足」のせいでしょうね。
コロナやシャープ、三菱は作るべきだと思います。
出来ればUSB 5.0V出力付きでw