Toymilitary's

モノを作る仕事柄、様々なルールを守る事を要求されます。
特に企業において重視されるべきは「他社権利の侵害」です。

これは、後に訴訟や裁判と言った負の影響や
ユーザーへの不信感に繋がり、ブランド力の低下に影響する為です。

しかし、数年離れていて、最近この「エアソフトガン」の世界に戻った
私としては、これら権利や法律を遵守していないメーカーや情報サイトを
非常に多く見うけます。


デジタル家電の世界やコンテンツの世界では
商標、登録商標、意匠、特許、名称、著作権については非常に厳しいものです。
（まあ、それが「普通」なのですが・・・）


製品分類としては多くは下記のように分類されています。

Copy（コピー）：模倣をしている事を理解/明示している他社製品
Imitation(イミテーション)：模倣品でありながら、本物として販売している他社製品
Replica.（レプリカ）：オリジナルのメーカーからライセンス(許認可)を受けて製造されている他社製品
Original（オリジナル）：本物

この上の2つが問題です。
商品は、長くも、短くも開発や検討に期間＝費用がかかります。
その、労力を無駄にしない為に、また製品の魅力を最大限に売り込む為に
メーカーは、商品の「バッドコピー」を防ぎ保護する対策をします。

それが、最初に書いた
意匠、商標、特許などになります。

これらを無断で流用、引用、使用した者は法律により罰せられる仕組みです。

例えば、ディズニーのキャラクターなどのシルエットや
名称を無許可で使用した場合には、製品売価の数十倍の賠償を
要求されたりもします。


つまり、コルト、ナイツ、マルチカム、ベレッタなどは
コルト(社名)
ナイツ（社名）
マルチカム（商標）
などにあたり、無関係の商品に無許可で利用する事はできないのです。

どこの「クズ鉄」か解らない衝突安全性能が5段階中で1しかない中国の自動車に
ベンツとかボルボとか書いて販売して良いと思いますか？

もし！それを馬鹿な金持ちが購入して
ベンツやボルボと同等の安全性能だと思っていたのに
衝突して死亡した場合、当然「ベンツ又はボルボで事故死」になり
メーカーの看板や信頼性に泥を塗ることになるのです。

更に！これは、コピーやイミテーションだけに留まりません。

メーカーからライセンスを貰うレプリカ商品/製品は
トイガンではどうなっているか解りませんが、少なくとも家電や
コンテンツの世界ではオリジナル製品と同等の試験や検査を
パスする必要があります。

これは、ライセンスを発行するメーカーへの信頼性を
落とさない為に、また、レプリカながらもオリジナルメーカーの
ライセンスに対する期待に応える為にも行なわれる事なのです。


ちなみに、今書いている、この文章に対しても
著作権利の主張をすることは出来ます。
(C)copyright 2008.07.09 Toymilitary sinn-te
All Rights Reserved.
これで、著作明記して保護対象です。

ネット上のドキュメント(文字)も守られているのです。

なんだか、トイガンの世界も厳しい取締りをしたくなりましたよ・・・
(中国と韓国の違法コピーが多すぎて・・・)