Toymilitary's

法改正して、アシスト力は人の2倍まで(10㎞時)、10ｋｍ以上は24ｋｍまで順次ｱｼｽﾄ力を3割下げる。

これ
人の力を何馬力/ワットとしているのだろう?
法的な補助についての定義が甘すぎる。

最大出力は無規定なので、補助率と言うのは、無いような定義。

シャーシダイナモ形式(JIS D 9115：2013)の計測でも
定義されるのは、人代用モーターを基準出力にしているので、人ではない。

つまり、人の出力を定義するモノが100Wモーターの2倍なのか
750Wモーターの2倍なのかを判別できない。

それを行うには、圧力(ペダルを漕ぐ力)の2倍までを計測する必要がある。
ペダルやBBに圧力センサーでも付かない限り、それは無理だ。
また、構造や強度、寿命、誤作動を避けられない。


この場合、法的な基準は無視して設計する事になる。
(ヤマハやパナソニックですら、基準は怪しい。)


結果的に、他社の第三者機関計測データを見ると
法的根拠から設計された訳ではなく、計測方法から逆算して設計されている。

具体的には、補助率ウンヌンを無視して、回転出力を回転数(時速)で
制御しており、どこのメーカーも
「人を1として、モーターアシスト力を2までとする。」なんて面倒な設計はしていない。
出た数値が、たまたま計測台におけるアシスト力になるようになっているに過ぎない。

脚力のある人が使えば、アシストは0.5になるし、主婦が使えば2.0になるだけだ。


ひどいな、この電動ｱｼｽﾄ自転車市場は、エアソフトガン(銃刀法)の方が
まだ、正確で厳格だ。