2015年11月30日

マージナル・オペレーション「I-illuminater」

某社の実機をテストする機会が有ったので・・・
少し、仮想と現実の事を書こうと思う。

(写真はこちらのブログには載せられないのでご了承)


まず、位置情報に関しては技術的には地磁気、加速度、ジャイロ(角速度)、衛星、無線を
利用すれば、誤差+-数センチまで詰められる。

しかし、運が悪いのか?考え方の違いなのか?
個人携行装備品では、現実世界でそのような製品は市場には未だ販売されていない。
今回、試用したモデルも優れては居るが「DARPAフューチャー・ソルジャー計画」の為の
試験運用モデルに過ぎない。
(日本の方が個人装備レベルでは進んでいるかもしれない。
しかし、日本の防衛省やメーカーはサーバのハード&ソフトが弱いので
富士通やNECが作らなければ、指揮指令所側がお粗末な事になる。)


おそらく、これは必要性=需要の問題が有るせいだろう。
つまり「開発して製造できるが意味が無いので誰も作っていない。」のだ。

今の市場製品は、実は「位置情報」しか使えず
FPSゲームのレーダーのような、向きや進行、交戦方向や相手の距離(位置)は判断できない。


完全なモノとするには・・・
0.「位置情報」はGPSで解る
1.「進行方向」と速度は、ヘソを中心に両膝の加速度や体の加速度で判断が出来る。
2.銃口の向きと加速度で「交戦方向の判断」が、ジャイロと角速度と地形で「交戦(敵対象)距離」が判断できる。

言う新たな装備・装置と処理システムが必要になる。

しかも、OO(オペレーター・オペレーター)が居なければ、現場のオペレーターが
戦況分析と全体への指示を行なうのは難しい。
(交戦距離と言うのは相互に弾が届く距離の為、指示出す暇が有れば撃つ必要がある)


また、通信速度、指令環境などが個人レベルではない。


ただ、仕事として「開発見積もり依頼」が来れば
「見積もり提示」が出来るので、その内、製品またはパッケージとして
登場しそうだとは感じた。






!! オススメ !!



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Posted by sinn-te  at 12:12 │Comments(1)雑記

この記事へのコメント
はい、怒られる「方=辺り」を使ってやってましたよw

あまりこっち側サイドがごねると
相互の関係性が崩れるので、そこは、今後の課題として
残りの部分を進める方針でしょうね。


だが、コア技術が国産じゃない場合
有事の際に色々問題が有るので、チップは国内で
やるべきだとは思いました。

今時、海外のシリコンメーカーだと某想定敵国の
電子攻撃の脅威に晒され続けているので安心できない。
そらなら国内製造じゃないとね。

2016~2019年には進展があるので
どっか クローズ で「お目見え」すると思います。
Posted by sinn-tesinn-te at 2015年12月01日 14:36
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