2015年04月03日

全鋼鍛造

この間、全鋼鍛造CRMO7の自作洋包丁と切削のCRMO7の軽量ネックナイフが
熱処理から返ってきた。

全鋼鍛造
(この分)

一応、どちらもゆがみは無いようで、焼きは綺麗に入っているようだ。

しかし、洋包丁の方は反りを気にして、刃厚を残しているので
後の刃おろしが大変だ、熱をかけないように電動工具で削る予定。

全鋼鍛造
(この上側のやつ、肉抜きしているので軽く、フロントヘビーで良い感じ、実は刃渡りも少し長い。)

ネックナイフ軽量版CRMO7の方はバランスが出ていたので、刃厚を
0.5mm程度まで詰めておいたが少し固めに焼きが入ったのか、あまり研ぎが進まない。
しかし、良く切れそうな感じが、研いでいても伝わってくる。
こっちが、完成したら古いバージョンは売ってしまおうか?

ランスキー砥石の手作業で約2~3時間やったが、まだ、かかりそうだ。


包丁は
ベルトサンダーとディスクグラインダーで一気に刃を出して
それから、ダイアモンドのランスキー超荒砥で成形し、仕上げようと思っている。
半日かかりになりそうだけど・・・






!! オススメ !!




Posted by sinn-te  at 10:10 │Comments(4)

この記事へのコメント
良かったです(≧▽≦)

っと言うか、あの凹凸だらけの鍛造製品が歪まずに
焼き入れできたって、どんな処理をしたのか
そちらが気になります。w

ネックナイフよさそうですね(^O^)/
自分は、下の肉抜きのないタイプが好きですね♪

ちなみに、料理用の包丁は硬度が55あれば十分と聞いたことがあります。
Posted by ゼロ鍛冶ゼロ鍛冶 at 2015年04月05日 23:28
焼入れ後の表面のくすぶり方は、同時に依頼した
CRMO7のネックナイフと包丁では同じ仕上がりだったように感じます。

なので、特別温度や設定が異なる訳ではないのでしょう。

CRMO-7は焼入れ後、プラチナやホワイトゴールドのような
金色とシルバーの中間食で焼きあがります。
また、少し霞がかった感じで来るので、#400くらいで
サーと磨いてからのスタートになります。


初のベルトグラインダーだったのですが・・・
手がボロボロになりました。

一瞬、ベルトに触れると皮膚や爪を削ってしまって
ディスクグラインダー並みに危険な感じでしたね。

怖くて、回転速度も40%くらいまでしか上げられませんでした。
Posted by sinn-tesinn-te at 2015年04月06日 09:17
インバーター機能は羨ましいですね(≧▽≦)
オイラのも改造してくださいw
Posted by ゼロ鍛冶ゼロ鍛冶 at 2015年04月06日 23:30
確か、単相200Vですよね?

インバーター制御はあくまでも3相200Vが基本です。
理論的にはバランス崩せば単相100や単相200Vでも
インバーター制御で回せる筈ですが
電気本職の人は誰もやらないです。w

こっちはロジック&理論なのでやってしまいますけど
本来はNGな行為扱いされてます。


モーターが換装できるなら?
3相モーター化はボール盤もグラインダーも性能を
上げられるので良いですよ

他にも、単相200Vなら単相220V化と言う手もあります。
モーターの定格表に
(200V 50Hz / 200V 60HZ / 220V 60HZ)
と書いてあれば、220V 60HZは10%以上性能が上がります。
Posted by sinn-tesinn-te at 2015年04月07日 10:26
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