2013年09月28日

これはダメだ・・・



これは、動画見ても思うのだが

鋼材が鍛接温度に到達していないでしょう?
明らかに温度が低すぎる。

更に、まとめて鋼材を鍛接しようとしているから、内部温度と外部温度差が出ている。
これなら、1/3づつダマスカス板にして広げて、その後、1枚に接合した方が上手くいく
なんだかな~






!! オススメ !!



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Posted by sinn-te  at 21:50 │Comments(8)ナイフ・刃物全般

この記事へのコメント
なんか、過去の自分と同じミスをしているような気がします。w
温度よりも根本的な問題かもしれませんねw
ああやって、一気に溶接って気持ちも分かりますが、
アレだと、フラックスが中まで浸透せずになかなか、鍛接で着ないんです。
まぁ、アレで接合する方法は、火花が出るくらい高温にしてやれば
接合できますが、それだと、鋼が馬鹿になり刃物として
成り立たなくなりますね。w
もう一つは、Cr成分が多くて単純に接合できない可能性がありますw
スプリング鋼だと0.5%以上になるともう接合が困難になってきます。
あれですな、青紙のCr%が大体の目安でしょうか…
ってか、戻し温度が600℃ってw靭性重視ですかね。
Posted by ゼロ鍛冶 at 2013年09月28日 22:17
昔じゃないんで、現代刃物におけるダマスカスは
タダの装飾でしかないと思うんですよ

そうなると、ダマスカス鋼自体の刃物としての切味や
靭性、刃持ちなんかは期待せずに、エングレーブ的な
装飾性要素だけを使うと言うのはどうでしょう?

つまり、ちょっと高温+鍛接材サンドイッチで鍛接し、金属性質上では
刃物にはなれないダマスカスをまず仕上げて
ソコに物体切断を担当する青紙や白紙などを「割り込む」か
「挟み込む」などして、切り刃を与えれば

切味と装飾性の高い=付加価値の高い刃物製品が出来ると思います。


まあ、ダマスカスは見た目が良いのですが・・・
「しかし、そのエングレーブは何のタクティカルアドバンテージも無い」
と同様で実用性は無いので、せめて使える刃物にしてあげる方が
良い筈です。
Posted by sinn-tesinn-te at 2013年09月28日 22:59
大物で実用だと研いだスコップが一番かなぁ(´∀`)w

簡単なダマスカス鋼風だと昔ワイヤーを溶かして打って作った記憶があります。
Posted by いぬっころ at 2013年09月30日 10:28
鍛造だったら、いっぺんワイヤーダマスカスをやって見たいです。

でも、刃物か皮金に使えるワイヤーを探すとこからですが
どのワイヤーでも刃物に出来る訳ではない筈ですからね。

いぬっころさん、結構色々楽しんでますね~
うらやましいです。
Posted by sinn-tesinn-te at 2013年09月30日 10:33
ワイヤーダマスカスは、完成した時に細かなノコギリ状になって
長切れするみたいですよ。
その、独特の模様から意外とファンは多いですね。
性質としては全鋼のナイフとなりますが…
素材の、ワイヤーはJISのピアノ線類の奴を探すといいかもしれませんね。
その他の合金ワイヤーは接合するのが少し困難ですから。

あと、現代のダマスカスにおける役割としては、積層鋼は
その美しさと、革金に使用したときの剛性の高さですね。
生地よりも、狂いがある程度抑えられるみたいです。(片刃の刃物では)
それと、面白いのが異なる鋼を何層にもしてその硬度差から
先に述べた、長切れを目標に作ってるところです。
最近では、“コアレスステンレス”なんて名前で出ていますが…
研いだ感想は、細かすぎて分かりませんw
コレも、全鋼の分類に入るので、しなやかさのアドバンテージは低くなります。
Posted by ゼロ鍛冶 at 2013年09月30日 13:56
304かピアノ線が殆どなので
選択肢的にはピアノ線しかないかな?と思ってますが
その前に普通の積層ダマスカスをヤレって話ですね。

どっか、自由鍛造を好きにさせてくれないかな~?
細切りの鋼材束ねて、それをバイスで捻ったダマスカスとか
色々やってみたいとは思ってますけど

まだ、時間はある訳ですから、気長にチャンスをうかがいます。
Posted by sinn-tesinn-te at 2013年09月30日 16:46
鋼材の材質とかは考えないでただ廃材で遊んでましたね~

大物は出来ませんでしたが、大学の実験室でアルゴンガス炉?が使えたので、レアメタル入れたアモルファス合金とか内緒で拾ってきたプラチナ入れてみたり色々楽しかったです。
Posted by いぬっころ at 2013年09月30日 19:28
筆者も、自由鍛造用の炉を設計しないとですねぇ~
設計の楽な、コークス&炭を燃料とした炉を考え中です。

ガス炉は、本格的に操業する時にそろえます。
それまでに、プロパンの値段がどうなっているかガクブル物ですがw
鍛冶屋は燃料と向かい合わないといけないので、ストック&リムーバルのほうが、少しは安上がりなのかな??
Posted by ゼロ鍛冶 at 2013年09月30日 20:37
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