2013年03月17日

シース作ってます。2

シース作ってます。2
型紙は、何時も通りのAmazonのダンボールです。
厚みと長さが丁度良いのです。
これを、大きめにカットして、ナイフに当てながら「グニグニ」と整形し
最終的な形になるようにカットしていきます。


シース作ってます。2
今回は、ベルト取り付けにしようと思っているので、ベルトループ部分を段付きして加工予定。


シース作ってます。2
アルミアングルやアルミチャンネル、アルミ板材をクランプで留めながら
形を作り>>>ヒートガンで暖める>>>形を作り・・・を繰り返します。
(この写真の時点で気が付くべきでした・・・何かおかしい事は、感じていたのですが
Kydexの作業はスピードを要求されるので、反対に曲げている事に気が付かなかった・・・)


シース作ってます。2
とりあえず、端が揃うように「包み部分」を加熱して整形
(そして、ナイフを入れようとして~過ちに気が付きました・・・
入らないジャン!!!)


シース作ってます。2
とりあえず、フラットに戻して90度曲げて、今後の作業を考えています。
ついでに、ナイフが入ったので、上から油性マジックでダボ位置を決めて
ハンドドリルで「穴あけ」をして、ビス止め。
これで位置がズレる事は無くなったので、その後の作業が楽になります。


シース作ってます。2
ダンボールのラインが生きているので、このラインに沿ってカットするのです。
しかし、あくまでも基準線で、余分に取っているので割と適当にカットしてもOK
最初は、グラインダーで削ろうか?と考えましたが、粉塵が飛びすぎるので中止

結局は、ディスクのエクスプローラー(刃)で切り落としました。
この方が、粉が出る量が少ない。
大きく角や稜線が落とせたら、グラインダー(切削)の刃に換えて外形を整形


シース作ってます。2
更に、細かい部分を削り落としてスリムにしていきます。
カイデックスは、密度の高い素材なので、余分な部分があると、重量が増えます。
今回、サンドイッチ構造にしなかったのは、そういった理由です。


シース作ってます。2
先の工程と同じようにアルミ材で挟み、加熱を行い
「Z」型に変形させます。
合わせて、余分めに取っておいてベルト部分を調整し、切り落としました。


シース作ってます。2
ワンタッチのベルト部分を取り付けて、ほぼ完成です。
最初はループにしようかと思っていたのですが、贅沢にTekLockを使っています。


シース作ってます。2
シース作ってます。2
バランスは良いのですが構造上は少し調整したいですね。
ベルトからハンドルまでが離れているので実際に付けた時にゆれないか?とか
装備品は体に近い方が揺れないですし、使いやすいのです。


シース作ってます。2
まあ、もう少し掛かります。






!! オススメ !!



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Posted by sinn-te  at 18:47 │Comments(2)SLD/D2/SKD11

この記事へのコメント
カイデックス早速使わせてもらいました。
ありがとう御座いました。
Posted by ゼロ鍛冶 at 2013年03月17日 21:43
見ましたよ~綺麗にフォーム整形できていますね。
ああいう風に綺麗に出来ていると、売り物になりますね。

じゃあ~頑張って刃でもつけましょうか・・・

このサイズを研ぐのは体力的に大変なので
何時終わるかな~
Posted by sinn-tesinn-te at 2013年03月18日 16:32
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