2012年09月17日

卓上ボール盤の精度

新興製作所の卓上ボール盤「SDP-13C」を使っています・・・
卓上ボール盤の精度
このボール盤の特徴は

回転数5段階 700~3000rpm
チャック最大Φ13mm
ストローク 50mm
テーブル角度調整 0°~45°
鉄 13mm 木 24mm


ですが色々思う事がまず
テーブルのリフターが付いていないので高さ調整が片手で行えない。
軸ブレが大きく騒音がひどい。
ストロークが長いとブレ幅拡大します。

鋼に穴あけする時も、良いボール盤なら30mm程度ストロークしても気にならないでしょう?
しかし、この製品の場合、ドリルのストロークが50mmに近づくにつれて遠心ブレを起こします。
まあブレが出ると言っても最大ストローク時に20~30/100とかですがで、気になったので
分解+清掃しました。

卓上ボール盤の精度

何が問題なのかは、分かりましたが!これを直す=改良するのは少々面倒です。
ベルトやプーリー、モーターが問題ではなく、筐体ベースと主軸スリーブにガタがある。
筐体ベースの方は加工出来ないので構造上修正できないのです。

分解してみて思ったのは~もう少し何とかならなかったのか・・・いや価格相当かな。

この製品に限ったテクニックとしては
1.ストロークを最小で加工=ワークまでの距離1mmにしてから穴空けするとブレが殆ど無い。
2.側面の調整ネジでストロークブレを押さえる=ネジを締めると50mmまでは下げられない。

H8レベルの精度とか、1/100はこの製品では無理
何とか為らないかな





!! オススメ !!



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Posted by sinn-te  at 11:55 │Comments(0)自作DIY系

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