2008年07月15日

サラウンドサプレッサー(制音器/消音器)

小型ナイツタイプ(ワンタッチ)
ロングフェザー35mm径
マルイプロ他
3~4のサプレッサーを購入していますが
これが結構性能に差が有ります。


一般的なサプレッサーが行なっている動作としては
音の原因となる衝撃波、音波を緩和させて小さくしよう
と言うことです。


例えるなら、口の中に空気をいっぱい溜めて
「ポッ!」と一息で噴出す代わりに
「フシュ~ッ」とゆっくり噴くことで
突発的な音を小さくすると言うことが
サプレッサー内で行なわれています。


しかし、余り小さくならないサプレッサーが
あるのも確認できました。

これは、何故か?


推定しました。
もしかすると
「吐出される空気量を吸音材が吸えていない。」
これではないでしょうか?

そこで、サプレッサーを以下のように改良しました。

サラウンドサプレッサー(制音器/消音器)

標準のサプレッサーでは
1.開口部
開口口径が大きく、遅延させたい空気の流れが
横から漏れてしまい効果が薄れている。

2.内部吸収
密度高く配置されているが、開口部の余裕の為
十分に吸収されず空気が流れ出ている。

そこで、改良方法としては
実銃のサプレッサーの構造を真似てwww
BB弾の口径に対して2mmだけ大きくしたウレタンスポンジを
用意し、より多くの面を空気に触れるよう配置しました。


基本的な考え方

1.弾と空気の早い段階での分離=開口口径の小口径化
2.空気の弾性を考慮し、小さいポケットで保有=スポンジ間を開ける
3.広い空気保管場所の確保==スポンジ間を開ける


これは、0.2mmのプラ板をサプレッサーの内径に合わせて
切り出し、同じくガイドを作って切り出したスポンジを
一定間隔で両面テープで固定しました。

吸量は増大しているので、かなり大幅な性能向上が見られますが
Hopを上げると内側のスポンジに直ぐにぶつかるようなので
飛距離は下がりました。(これまた実銃みたいですw)

P-90だと性能バランスが良いようです。


費用は
ウレタンスポンジ 100円
両面テープ 100円
プラ板 198円

何と言う低価格!!

もっとスゴイ性能のサプレッサーも考え付きましたが
お金がかかりそうなので、この位で満足しておきますか?


更に強化するなら
1.弾と空気の早い段階での分離=金属など固いセパレーターで
分離(これは一枚でOK)
2.分離した空気を長い音道により遅延させる=バックドロードホーン
3.分離した空気と弾体の空気を其々減衰=分離した状態で吸音
4.最後に一つに

これはもっと減ると思いますが・・・






!! オススメ !!



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Posted by sinn-te  at 18:44 │Comments(2)サプレッサー・サイレンサー

この記事へのコメント
ずいぶん前の記事に突然コメントしてしまいすみません。

僕もサプレッサーにすごく興味があり、しばらく研究しているのですが、
なかなかいい性能のサプレッサーって無いですよね。

僕も先日から新しいアイデアのサプレッサーを自作で作ろうと思い、アルミ材から削りだしで作ろうと思うのですが、もしよろしければ共同で研究しませんか?

メールで意見交換だけでもできると嬉しいです。
Posted by kou at 2011年09月01日 20:01
kouさん

コメントありがとうございます。


カテゴリー外れていたのですが、修正しました。
このBlog カテゴリーにある、サプレッサー自作の方は
見ていただけましたか?

未だなら、一度見て頂いて、意見交換しましょう。
Posted by sinn-tesinn-te at 2011年09月02日 10:38
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