2011年10月27日

MULTICAMの本物と偽物とNV

人間の眼は、世界に降り注ぐ光の一部しか見えていない。

紫外線や赤外線の部分は見えない為、得意波長(中心波長)が赤外線に寄った
NVやDNVと肉眼とでは見え方が異なる。

下の画像は、可視のカメラで撮影した「黒色の装備品」だ
商品は「5.11 サイドショルダーポーチ(ナイロン 黒)」それに「5.11 キャップ(コットン 黒)」になる。

MULTICAMの本物と偽物とNV

見たら、分ると思うが肉眼では黒色に見えるし、ベルトやリング、バックルも黒い
本格的な丈夫な製品となっている。


しかし・・・
赤外波長で見るとこうなる。

MULTICAMの本物と偽物とNV

とても、黒とは言えないし、其々の部品が目立ち、コントラストがハッキリしている。

これを踏まえて、MULTICAMを見て欲しい。


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MULTICAMの本物と偽物とNV
これは、普通のMULTICAM マルチカムの製品
ここに並べていなくても、自然環境においても、実に迷彩効果の高いパターンを採用した
現用では有効性の高い迷彩パターンの一つだろう。


当然、IRでも問題なく見える。
MULTICAMの本物と偽物とNV
言うまでも無いが、全て本物の生地を使った製品で、個人輸入したり、布自体を仕入れた物です。


じゃあ、次に
MULTICAMの本物と偽物とNV
ABCDEは一見、同じパターンで、同色に見える・・・

しかし、これは違う物が混ざっている。

それは「マルチカムタイプ」とか「マルチカモ」とか
まあ、適当に呼ばれているが、もっと簡単に言うなら「偽物」だな


それが、どう映るか見てもらおう。
MULTICAMの本物と偽物とNV
まー黒いですね~

以前、Youtubeにアップしている映像でThermalとNVとマルチカム対決した時に
マルチカムの映り方は、自然環境のコントラストと調和し、見えにくくなると
コメントしていたけど、この偽物だと、真っ暗に映るだろうから、目立ってしかたない。


と言う事で、可視ではなくIRやUVまで考慮した装備が求められる
現代装備はの事が少しは、理解できましたでしょうか?






!! オススメ !!



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Posted by sinn-te  at 10:16 │Comments(0)BDU&BAGs

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