2018年08月19日
よーし、ヤスリをレストアするよ~と思ったか?03
とりあえず、このヤスリの板厚に合うように、タングをステンレスで付け直します。
溶接設定は、ステンレスの4mm~5mm用
開先を45°両面にして、接続部分を1mm開けて固定する。
溶接棒は、本来2.6~3.0mmを使わなければいけないのですが
在庫していなかったので
(7㎜以上のSUSを溶接する事は無いと思って居たし)
2.0㎜のノンスパッタ型アーク溶接棒でやります。
溶けが悪いのが嫌だっだので、2.0mmの上限に近い98A
溶け込みを狙って、ネガが溶接棒、ポジが母材です。
(反対にすると、広がるらしいけど…実感はないし、主に溶け込ませるのが溶接だと思うので)
溶接すると、少し食われる?=目減りするので
チッピングハンマーとワイヤーブラシで被膜を落とし、グラインダーで
凹ませて、もう一度盛り直す。
盛った部分は、鉄鋼>ステンレスになるので強度が上がっているのを感じる。
其処からもう一度、最終成形でグラインダーを掛けて
タングの修正は完了。
シームレスに、SUS304のW14mm x T9.0mm x L120mmが
ヤスリに繋がっている。
が...心が折れました。
調子に乗って、この状態で、木に叩き付けていました。
実は、鋳鋼は炭素量と製法の関係で衝撃に弱いのです。
キ~ン!
え~~~~~~~~~
ガラスみたいな音で割れた~~~~
さて、どうする?
折れたのは心と鋼だが。・。・。・。・。
溶接する?でも、そこだけステンレス?
やっぱり、焼き鈍しをして柔らかくすべきだった?
鋳鋼を鍛造やナマスとか聞いた事がない。
鋳鉄はそもそも、量産用で微細化されていないし、分子構造も
鍛造とは違うけど・・・うん~~~
とりあえず、ダメ元で260℃で思いっきり焼き戻しだけしてみよう
焼き鈍しする設備的な物は無いし、結果が出ない可能性の方が高いので
オーブンの限界温度が260℃なので20~30分間、焼き戻しだ。
HRCは57~59まで鈍っても、割れるよりはマシだ。
今から焼こう!!!
!! オススメ !!
ブラックジョークが効きすぎるか?
オープン・ライフルスリングショット M3-06
3Dプリンター20 AR15 Upper Receiver conversion Bolt Action
オートマチックも考えると
米軍に倣って、新兵器導入「3Dプリンター」19 3Dプリンター用カーボン導入
CNCとGRBL
オープン・ライフルスリングショット M3-06
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米軍に倣って、新兵器導入「3Dプリンター」19 3Dプリンター用カーボン導入
CNCとGRBL
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ダイキャストで鉄鋼の鋳鉄だと思ったのですが
じゃあ、焼鈍しかけてから
加工して、焼き入れしなおそうかな
焼鈍しはBBQ出来る設備があれば大丈夫ですよ~~
乱暴な言い方すると…
炭に火を入れてまんべんなく着火したら、品物を入れる。
品物が同じ温度(色)になったら、すべてが灰になるまでそのまま放置です。