2018年08月07日

2020年五輪などで日本はドローンによる暗殺を防げない

2018/08/05 ベネズエラのマドゥ大統領が演説中に無人機(ドローン)2機による
爆破テロにあいましたが、何れも、遠方で爆発して被害はありませんでした。


警備は厳重に行なわれていましたが、上空や空間まで閉鎖する事はできない為
爆発物を満載したドローンによる神風特攻は、今の所防ぐ手段は有りません。


また、DJIのように「進入禁止マップ」なども、裏サイトで共有されているような
解除ファームウェアを入れてしまえば、官邸でも警視庁や空港、航空自衛隊基地であっても
自由に侵入して妨害工作ができます。

飛行高度制限や侵入制限と言うのは、そもそもドローンに対する制約と言うよりは
ユーザーとの約束でしかない為、テロリストに銃を渡しておいて、犯罪に使わないでね?
と言っても「犯罪に使う為にドローンを買う」のだから何の意味もありません。


そこで、日本を除く「先進国」では、ドローンに対して
ドローンを撃墜可能なソリューションやシステムが導入されています。

日本の場合は、発見+検知+検出だけですが、他国はそれに撃墜が含まれる装備を有していると言う事です。

やり方は様々ですが、12番ゲージのショットガンから発射されるワイヤーメッシュなどは
警官や特殊部隊が標準的に使用している散弾銃を、即席でドローン撃退に使える為予算的にも運用的にも
最も有効な方法です。
(弾の種類を変えるだけで、スラッグ、非殺傷ゴム弾、催涙、スタンガン、ドローン落とし
など簡単に変えられるのは便利)


次に、電波妨害や電波障害によって、制御を潰す電波銃ですがこちらも
フランスやイギリス、米国などで配備が進んでいますが、結構高額で価格がネックになっている。
また重量も重い。(つまり装備、配備数にお財布との兼ね合いがあるので少し辛い)


更に、レーザー砲によるレーザー迎撃、これはトラックやトレーラー
ハンビーなどの高機動車に搭載されるモノで、導入コストは更に上がりますが
射程や運用性、発射数は余裕が有り、1発のコストは安い。

実績があるが、不信感が高いのがメッシュを打ち出す懐中電灯タイプや
手で投げる様な物(日本でも売ってますが・・・・ゴミ?)

鷹や鷲など猛禽類を使った方法も検討されていますが、ローター(回転する羽根)が危険で
やや、動物愛護から考えると運用は厳しい上に、ガスを散布しながら飛ばれると
生物の限界がある。


ドローンにはドローンで・・・と言うプランも、テロリストの考えが甘ければ
捕獲や撃墜出来ますが、時速70~80kmhで全力攻撃で飛行中な訳でしょう?
発見してから数秒でどれだけ離されるか・・・追いつけないでしょう。

日本の政府と防衛、警察などではどのようにしてコレらの犯罪を防ぐのでしょうか?


最近では、ドローンを使った密輸なども行なわれ始めています。
(全工程を飛行するのではなく、タンカーや漁船から密輸品を陸送や船に飛ばして移す)
ハイテク犯罪やテロに対して知識不足で「想定外の出来事~」と言う泣き言は勘弁して欲しいものだ。







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Posted by sinn-te  at 07:15 │Comments(0)ニュースとイベント

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