2016年12月08日

旋盤が必要だ、だから旋盤用意する 07

だいぶ、やり方を忘れている旋盤加工したの20年以上昔だからな~

旋盤が必要だ、だから旋盤用意する 07

あと、旋盤自体の構造や固定も見直しが必要だ。

旋盤なんて作ると思ってなかったので、そもそも旋盤の構造的な問題点など
加工する側は意識しない物で、多くの場合与えられた機材として
旋盤をとらえているので、重心位置が高いとか共振性とかは気にしない物だ。

早々買い換えたり、改造などもせず、もっぱら旋盤を使って生産=製造する事を
勉強するので、旋盤メーカーでもなければ構造がどうだ?とか
意識しないのではないか?

旋盤が必要だ、だから旋盤用意する 07

加工して思った・・・

0.4kWではトルクが足りない。

旋盤が必要だ、だから旋盤用意する 07

ベルトを架け替えれば、トルクが出せるが、それだと回転数が落ちて作業時間が掛かる。
モーター買ってからの感想だが、アルミ程度でも2500rpmでφ25mmの外周加工するなら
0.4ではパワー不足になる。
送りが早すぎるとも言えなくは無いが、モーターをケチらずに0.75kWにしておけば良かった。

あと、チャックの保持が甘いのか外周が綺麗に行かなかった。
上の写真を撮影した後で、もう一度、仕上げなおしたが
最初にガッチリ噛んでやるべきだった。


加工の作業手順も間違っていて二方向から3回掴みなおす事になり
写真のパーツは精度の上では失敗した。
加工の内容は、大体合っているのだけれどね。

旋盤が必要だ、だから旋盤用意する 07

週末に、もう一度旋盤自体を調整して、下記の手順でやり直す予定

1.母材をガッチリ掴む、この時の軸精度はある程度で良い。(削って芯を出すので)
2.端面を整形
3.端面にセンターリング
4.端面に細いドリル
5.端面の穴を広げφ8mmxL11mmまで加工
6.円筒外周を整形、φ22mmxL35mmまで加工
7.L35mm 側の端から10mm角の対角長であるφ14.142mmに、端面の20mmの所まで加工
8.突っ切りでφ14.1421がL10mmの位置で切断
9.バイスで噛み、φ14.1421mmxL10mmの表面が10mmフラットになるまでフライス加工
10.10mmフラットを下に当て、反対面も10mm、そのまま両側面を面まで加工
11.面取りして完成

こうだな~これなら掴みなおしは「0回」で保持誤差は無くせる。
精度も出せる筈






!! オススメ !!



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