2016年01月20日
刃の一部でオーバーヒート
前回「自宅焼入れ」したナイフだが
刃の切っ先の辺がオーバーヒート? してしまっていたようだ。
かなり研ぎが進んで、全体の刃付けが出来てきたのだが
切っ先の辺を鋭利にしていると、クロワッサンやパイを食べた後のように
「パリ、パリ」と鋼が薄い小さい破片で剥がれていく
最初は砥石当たったかな?部分的に硬度が高すぎるのか?と思ったが
なんか、違う気がする。
焼き戻しをもう一度追加で 260℃~270℃ で掛ける事はできるが
どうだろう?
硬度問題か?
オーバーヒートか?
で言えば、一度規定温度で焼入れ失敗した時に
駄目もとだ~と思って少し温度高めに上げすぎた事が原因かもしれないけど・・・
でも、10~20℃も超えてない筈なんだが、この位でもオーバーするものか?
<追記>
先端をあぶった後、少し研いだ。
鶏肉を解体して、野菜を刻んで料理をしてみたが、使える事は使えるので
このまま、先端の部分がもう少し減るまで使ってみようと思う。
鳥もも肉を500gの塊を一口大に細かくした感想としては、CRMO7よりは切れない。
玉ねぎ、にんじん、白菜など野菜を切った感覚は、刃はCRMO7より固いようだ。
そして、最後に、料理したら直ぐに錆びるwww早いよ
20分~30分で直ぐに酸化変化する。
この鋼材、使いにくくないのかな?
!! オススメ !!
ヤクート ナイフ001
治金
DIY 自作 電気炉の部品 05 制御回路
DIY 自作 電気炉の部品 04 ヒーター分解
DIY 自作 電気炉の部品 03 コントローラーの分解
DIY 自作 電気炉の部品 02 製品のリバエ
治金
DIY 自作 電気炉の部品 05 制御回路
DIY 自作 電気炉の部品 04 ヒーター分解
DIY 自作 電気炉の部品 03 コントローラーの分解
DIY 自作 電気炉の部品 02 製品のリバエ
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
戻しは、何回かに分けて行っても問題無しです。
最悪、問題の部分を水砥石で削り飛ばす荒技もありますが…w(⌒~⌒)
刃物のおはなし
刃物あれこれ―金属学からみた切れ味の秘密
工具鋼
Amazonで売ってる書籍ですが、お役に立つかもしれません
捨てる程ではないので、このまま使います。
ですが、SK4はスゴイ勢いで錆びる。
ATS34などよりも、もっと一瞬で錆びます。
動画取って見たくなる位に錆びますよ~
表面処理しないとダメだろうか?
熱処理ですが、ウチのベランダ電気炉は
ナイフよりもピザの方が焼いた数が多いのがなんとも・・・
このSK4はガス炉で焼いたのですが
本数こなして慣れれば、もう少し上手くなるかな
瞬く間に錆びますよ~w
ガンコートなどで処理すると、マシになりますが…
それでも、剥離した部分から錆ます。
けど、今まであまり気にした事が無かったw
ちなみに、オイラは昔ながらの食品規格の亜麻仁油を好んで使っています。(=゚ω゚)ノ
諦めて、食用オイル系ですね。
形や軽さは気に入ったのに、錆が問題となるとは・・・
実は、自分用の品物でこの鋼材をまだ使用していないのです(;´Д`)