2015年10月19日

NightVision自作Ⅱ-07 残りの光学系部品と筐体

「コリメーターレンズアセンブリ- Night vision binoculars - Google Patents」
Night vision goggle with improved optical system US 6141146 A
に相当する部分で、代用できるプリズムは、新品の望遠鏡分解により入手し
動作も問題無かった。
NightVision自作Ⅱ-07 残りの光学系部品と筐体



(どうでもいいけど、AN/PVS-7の光学系はパテント(特許)ナンバーでは
https://www.google.com.ar/patents/US6141146これなんだよ。
で、これが実物のどれか?と言うと
NightVision自作Ⅱ-07 残りの光学系部品と筐体
これになるんですけど~類似特許の中身を見て・・・
https://www.google.co.uk/patents/US5737131 これ酷くない?
単眼なのに部品流用で光量1/2になってんだよ?
中身知らなかったけど、知ったら勿体無いと思う。)



また、工学的な光路の長さも、物理的に測定して(本来は屈折率とかから計算できる)
大体の長さを得られたので、それを元に「接眼レンズ」や
マウントに必要な部材をいくつか纏めて発注した。


今使っているGeneration.3(GEN3)のチューブは対物レンズ側が20mm
接眼レンズ側が18mmのいわゆるGen 3 18mm IIF(image intensifier)だ。

よって接眼レンズも直径20mmを選んだ。

焦点距離は計測の結果38mmで良かったがワザワザ専用にレンズ設計する訳にもいかず
40mmで妥協している。

2mmも遊びがあれば調整で何とかなるだろう?と言う考えも有っての事だ。


そして、対物レンズの方だが、汎用性と価格に注目すると
一眼レフ用レンズやCマウントレンズが候補に挙がるが
一眼レフ用だと互換性や流通、価格が気になった。


今回はCマウントレンズを使う事にする。

Cマウントとは昔の16mmフィルムに使われていた、直径1インチのマウントで
超広角の魚眼から天体望遠鏡クラスの超望遠まで数万種類が作られている。

最近ではアクションカメラGoPro用やマイクロフォーサーズ用のの交換レンズとしても人気が高い。
また、解像度(性能)に関しても写真用のモノはNV以上の写真用高解像度に対応しているので
全く持って問題が無い。

チューブの光学直径が18mm、シネマが16mmxだったので、ここでの互換性も高いと言う訳だ。


さて、これらを、どのようにNVの形にくみ上げるか?
また、光学的にちゃんとフォーカスできるかの課題がある為、光学用実験用のフレームを買う事にした
その納期が・・・・・・長い。
メーカーが企業努力で何とかしてくれる事を期待したい。

「ね~、ね~E・オプティクスさん!、ね~」






!! オススメ !!



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Posted by sinn-te  at 16:51 │Comments(0)NV&THERMAL

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