2013年10月20日

スプリング鋼ナイフ05 犠牲の上に成立つ

試しにSUP10を焼いてみました。
電気炉ではなく、バーナーでw

スプリング鋼ナイフ05 犠牲の上に成立つ

焼きが上手く入るのか?と言う単純な興味ですので、焼きが入る温度を見たかっただけです。

スプリング鋼ナイフ05 犠牲の上に成立つ
このチャートの810度~870度狙いで、930度にならない程度まで加熱して
そこから水にドボンです。

スプリング鋼ナイフ05 犠牲の上に成立つ
バーナーと言うスポット熱源ですので、加熱したのは先端だけですが・・・
ヤスリは先端のみ弾きます。
なので、焼きは入ったようです。

もう少し、グラデーションのように焼きが入るのかと思ったのですが
どうやら、焼入れ温度に達している所と、達していない所で、明確に分かれるようです。
変態温度を境に入る<>入らないが綺麗に分かれていました。
勉強になりました。

このナイフは、今後細切れにして、予定通り焼入れ確認のテストピースになってもらいます。






!! オススメ !!



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Posted by sinn-te  at 08:21 │Comments(2)バネ・スプリング鋼

この記事へのコメント
お疲れ様です

焼き入れテスト思うように行きましたか~??
ヤスリが、滑るのは良い兆候ですね。
自分が焼入れした時は、HRCで45~50でヤスリがかかりました。
SUPはなかなかコツをつかむまで難しいです。
水で焼きを入れたのは良い選択だと思います。
次は、味噌を薄く塗ってみてください。
塩分濃い目の奴で♪

グリップ付近は、綺麗なグラデーションがかかっていますね。
戻しの温度には適しませんが、コレを必要とするときもあります。
Posted by ゼロ鍛冶 at 2013年10月21日 01:53
先端加熱で水焼入れでしたが・・・けっこう反りましたよ

片面加熱だったので、表裏で温度が違ったから?かと考えています。

難しいですが、一応成功してよかったです。

Youtubeで色々な動画を見て
焼入れ温度の感じを見ていたのが良かったのかも?
見学=見て学ぶのおかげだと思っています。

次は炉を組み上げて、何とか電気炉で~と意欲が湧きました。
ただ、バーナーで気になったのは

「温度計の温度」と「鋼材の温度」は開き(誤差)が大きそうだ!
と言う事です。
これは、焼入れ温度上の重要な問題なので、もう少し進めたら
精査していきたいです。
Posted by sinn-tesinn-te at 2013年10月21日 11:48
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