2013年08月26日
刃物用電気炉について01
鋼材は有るし、道具も揃ってきた、これでベルトサンダが完成したら
自作ナイフの製作はより捗るだろう。
(最もベルトサンダの完成には後、諭吉5~8で必要ですけど)
そこで、困ったのが焼入れの方、440CとかCRMO7
その他の市販金属で在庫品はあるけれど、今は特殊鋼を仕上げたい。
通常、刃物の焼き入れと言えば木炭とかコークスで
ブロアを使い空気を送り込み加熱して湯または油で焼き入れると思うが
電気炉でも目標温度に達すれば焼きは入るとして
電気炉を個人でナイフの為に持っている人は、居るだろうか?
あまり見かけないので、極少数な気がする。
高周波焼入れも個人では少ないと思うが
今回、焼きミスが起きたので、ソレだったら自分で処理するか~と思って
今、色々調べているが、市販の電気炉は温調付だと結構高い上に
茶碗や丼が焼ける位しか釜の大きさが無い。大体200mmx3位のサイズ
「サイズ的に不適合」
ただし、陶芸家の人口がナイフメーカーの人口よりも多く、高尚な趣味のせいか
陶芸用の電気炉は多いようだ。
そこで、ナイフ等に特化した電気炉を作れないか?
陶芸用電気炉を作っている人のサイトを閲覧して、電気炉自体の製造は
そう難しくないかも?と言う結論に至っている。
ステンレス鋼の1050℃を管理下にして600℃~1100℃が制御できる
刃物熱処理用電気炉を作ろうか?と・・・思い立った。
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ガス炉ではなく、電気炉なのは、電気の方が制御が簡単で
安全だと判断したからで、屋外の工房を持つ人なら、ガス炉の方が都合が良いかも知れない。
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釜の大きさが大きいと、加熱にも時間が掛かるし、熱量も必要となる。
その分、温度の安定性は高いかもしれないが、ブレーカーが落ちるようでは
話にならないので、目標はAC100V 15A 1.5kW以下で考慮
1.
600Wで900℃まで15分掛からなかったと言う話もあるので
出力は案外低くてもいけるのかも?
目標 600W~1000W
2.
ナイフのサイズが身幅 60mmは中々無いだろうから
釜の内寸を80mm角として、長さも400mmも有れば十分だろう。
L400xH80xD80を釜のサイズとする。
3.
密閉構造にして窒化や浸炭、テンパーにも対応する・・・一応
なれるまでは使わないだろうな~SUSの管を使った浸炭には興味があるが
とりあえず、予熱3段して本焼きできれば良いでしょう?
さて~作るか?
自作ナイフの製作はより捗るだろう。
(最もベルトサンダの完成には後、諭吉5~8で必要ですけど)
そこで、困ったのが焼入れの方、440CとかCRMO7
その他の市販金属で在庫品はあるけれど、今は特殊鋼を仕上げたい。
通常、刃物の焼き入れと言えば木炭とかコークスで
ブロアを使い空気を送り込み加熱して湯または油で焼き入れると思うが
電気炉でも目標温度に達すれば焼きは入るとして
電気炉を個人でナイフの為に持っている人は、居るだろうか?
あまり見かけないので、極少数な気がする。
高周波焼入れも個人では少ないと思うが
今回、焼きミスが起きたので、ソレだったら自分で処理するか~と思って
今、色々調べているが、市販の電気炉は温調付だと結構高い上に
茶碗や丼が焼ける位しか釜の大きさが無い。大体200mmx3位のサイズ
「サイズ的に不適合」
ただし、陶芸家の人口がナイフメーカーの人口よりも多く、高尚な趣味のせいか
陶芸用の電気炉は多いようだ。
そこで、ナイフ等に特化した電気炉を作れないか?
陶芸用電気炉を作っている人のサイトを閲覧して、電気炉自体の製造は
そう難しくないかも?と言う結論に至っている。
ステンレス鋼の1050℃を管理下にして600℃~1100℃が制御できる
刃物熱処理用電気炉を作ろうか?と・・・思い立った。
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ガス炉ではなく、電気炉なのは、電気の方が制御が簡単で
安全だと判断したからで、屋外の工房を持つ人なら、ガス炉の方が都合が良いかも知れない。
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釜の大きさが大きいと、加熱にも時間が掛かるし、熱量も必要となる。
その分、温度の安定性は高いかもしれないが、ブレーカーが落ちるようでは
話にならないので、目標はAC100V 15A 1.5kW以下で考慮
1.
600Wで900℃まで15分掛からなかったと言う話もあるので
出力は案外低くてもいけるのかも?
目標 600W~1000W
2.
ナイフのサイズが身幅 60mmは中々無いだろうから
釜の内寸を80mm角として、長さも400mmも有れば十分だろう。
L400xH80xD80を釜のサイズとする。
3.
密閉構造にして窒化や浸炭、テンパーにも対応する・・・一応
なれるまでは使わないだろうな~SUSの管を使った浸炭には興味があるが
とりあえず、予熱3段して本焼きできれば良いでしょう?
さて~作るか?
!! オススメ !!
ヤクート ナイフ001
治金
DIY 自作 電気炉の部品 05 制御回路
DIY 自作 電気炉の部品 04 ヒーター分解
DIY 自作 電気炉の部品 03 コントローラーの分解
DIY 自作 電気炉の部品 02 製品のリバエ
治金
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DIY 自作 電気炉の部品 03 コントローラーの分解
DIY 自作 電気炉の部品 02 製品のリバエ
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電気炉いいですねぇ~
完成したら、是非オイラの炉もお願いします。w
会社の電気炉は、窒素ガスの雰囲気にする時は焼き入れ時間中ずっと
垂れ流しでした。w
密閉炉ではないのでしょうがないですが…
それでも、充分な雰囲気に曝されれば反応するみたいです。
浸炭の一例としては、焼き鈍しの時行う感じですね~
炭の粉の入った、お菓子の缶に品物を一緒にいれて、熱を加えて
朝まで冷えるのを待つ感じです。
そうすると、表面から0.数mmが浸炭するみたいです。
また、その状態で焼き入れ処理をすることによって浸炭層がC%にあわせて硬化する感じです。
コレが、かなり原始的だけど身近なもので出来る浸炭方法です。
今はもっと簡単でハイテクになったのかな??
温度は贅沢を言うと、750~1200まで対応できるとほぼ、何でも焼きいれできますな。w
1000℃なんていう、超高温に耐える設計とか
全くやった事の無い、代物なんでどうしたものか~
一応、炉の形や方法には漠然と考えていて
普通とは違う形にしようと思っています。
耐熱や断熱
加熱方法
鋼材の固定方法など
課題だらけですけど、鋼材を生かすなら
陶芸の焼き物じゃないですけど、炉でやらないとな~と
自分の周りでナイフメイキングをやっている人でも、電気炉まで持ってる人はいないです。
基本は業者出しで、後は炭焼きです。
やはり電気炉の方が鋼材温度の安定を考えると良いんですよね…。
ですが、ナイフが入るサイズの電気炉は高額ですし…。
完成した欲しいかもです。
炉内が小さいし、商用のは高すぎるしどちらにしても
今の市場流通品は使えないですね。
なので、ナイフ専用で作ろうと思って
マッドドッグの作者が使用しているような炉を輸入できますか??
アレが特注品で無いなら…
かなりの長物を熱処理できる感じですね♪
国内はクソなので、本場のアメリカ当りを探すとそこそこ当りそうですね。
めぼしいのが見つかったらとりあえず相談乗ってください。w