2015年09月26日

古鉈レストアもう一度鉈として…01’

乾燥待ちをしながら、また研ぎを行っていました。

ベルトサンダーは平面な様でも、差し金を当てると僅かに
コンベックスになっていたり、ホローになっていたりするので
#1000~#3000の砥石を当てると、凸凹が目立ちます。

気分で、かれこれ6時間目に突入しています。

どれだけ研いでも、研げているのか実感が無かったんですが
ブログの過去の画像と比較すると、研げている。と感じてきました。



こちらが、入手後1~2時間作業目の状態


これで4時間目


コレが今の状態



ついでに、ブルーイングして身の錆び発生を抑えています。
元々、軟鉄なので錆は出にくいようですけど、一応気分的な装飾として
黒染めにしてみました。


鞘の乾燥待ち・・・あと7時間もあるので
それが終わったら、#1000で研磨して、また塗装して8時間後に、もう一度研磨して・・・

今回は、速乾性では無いのです。
最後は24時間かかるので・・・ふふふっ

何をしているか?
分かりましたか?

ヒント1.乾燥に時間がかかる
ヒント2.輪島市で材料も購入してきた。
ヒント3.鉈の鞘を今を作っている。

明日の晩には、見せられると思います。  


2015年09月26日

鉈の木鞘自作 01

鉈の鞘が無かったので、鞘を作ろうと思うんですが
カイデックスのクリプテックとかマルチカムも在庫はあるので

KYDEX Kryptek Mandrake Camo Sheath 鉈とかタクティカル風に
してもいいですけど、今回は自分の作った刃物ではないので
倭の打ち刃物ならば、和風の鞘が良いだろう?と木鞘で作ろうかと

手持ちの木材では、グリップ用の短く小さい木や斧や槍の柄のような
長い樫の木しかないので、ちょっとお店に買いに行きました。

楓、栃の木があったので、それで板を確保して
全部同じ木でも良かったのですが、低予算にする為に
角材を切って1500円の予算で鞘を作ります。
(そこ!カイデックスの方が合計金額が安いとか言わない。
今気が付いたんだからw)


もし、形式がどうでも良いと考えているなら
カイデックス+ヒートガンの方が、寿命も品質も作業性も上で価格も安いので
素直にKydexを使う事をオススメします。



何故、木鞘を作ろうと思ったか?
は、輪島市に寄り道したせいです(意味深)


取り敢えず斬った木を並べてみた。
大体こんなもんでしょう?
隙間1㎜程度に仕上げます。




鉈を当てて隙間を調整して、片方ずつ接着します。
強度が必要なのは下だけなので、下は接着面積を大きく取りました。




片面の接着後に両面をクランプして鉈を入れると、少し厚み方向で干渉しているようです。
刃厚が7.6㎜あるようで、板厚6.5㎜から1.0~1.1㎜削る必要があります。

そんな気がしていたので、一気に両面の接着をしていません。
保険が効いて良かった。
隙間からノミで削ったり、ヤスリでこするのは時間かかるので嫌だったのです。




作業時間を効率化する為に、真田留めを固定しておきます。
ここまでが昨日の作業です。




今朝から、ルーターを取り出して作業再開。
1.0㎜だけ刃を出して、一気に削ります。
絶対にコレが早い。
職人さんも鞘作る時に荒削りはルーター使えば良いのに…ここまで削るのに
5分かからないですから




板厚が7㎜なのは根元だけで、刃先は5㎜位になるので
溝彫りは先端までやりません。
その方が刃が暴れにくいのです。




角鞘でも良いのですが、今回はRとって丸くしていきます。




側面のD C B A とか|の線は鞘のズレが出ていないか?確認する為のものです。
まあまあ、精度が必要な作業ですので、マーキングしておきました。
これから、鞘を丸く削ります。




ベルトサンダーがあるので、一瞬なんですけどね~
細かな仕上げはヤスリと紙やすりで行います。




#240でとりあえず、綺麗にしておきました。




後は、仕上げをしていくだけですね・・・  


2015年09月19日

古鉈レストアもう一度鉈として…00’

あれ?
前にも同じ事を言っていたような・・・デジャヴかな?

ともかく

古い鉈をまとめて数本ゲットしてきたので
これをレストアして使えるようにしようかと思います。





あまりに、錆が出ていたのでサンドペーパーの#240で錆を大まかに落としました。
後、刃の方も丸まっていたので、LANSKY(ランスキー)でダイアモンドの砥石で削り落としました。
背のダメージが有り身が盛り上がっています。




裏スキがされている、片刃の小型に相当する鉈です。
全鋼ではないと思いますし、背の部分もダメージがこちらも有ります。

削れるか?
打ち直せるか?
(と言っても冷間鍛造=物理力ですけど)

それは、やってみなければ分からないです。





銘が彫ってあるんで、読む努力をしてみましたが・・・また後で確認します。

まずはハンドディスクグラインダーで#60 #120 #240
ベルトサンダーで#240 #400※
(※ 今回メーカーに無理言って特注して作ってもらったwwwありがとうございます。)
削っていきます。





この打痕によって出来た部分も丁寧に削ります。
角度を間違えると、峰なんかも削ってしまい、刃厚が薄くなるので丁寧に…
あと、銘も削らないようにですね~






はい、削れました。
鍛造跡が結構残っているし、何か硬いモノが当たった傷が多くありますが
深いので、そこまで削らず、錆び落としと細かな傷を落としただけにしました。
二つ上の画像と比較すると、一目瞭然です。





背も、打撃に強くするために、大きなRにしてあります。
こちらは#400でヘアライン仕上げにしておきました。





砥石を当てて確認しましたが、この持ち主は、良い使い方をしていたようです。
綺麗に研いできた跡があり、まだ、大きな修正も必要なく使えそうです。
(刃毀れが結構あるので、これから研ぎ直さないと行けませんけどね。)





さて、鍛接あとを見ると・・・これは綺麗に融着しているし、異物も無く境目も分からない程です。
良い仕事しています。

しかも、裏面の刃金も、鉈全体の1/4まで入っていて、普通に数十年は使えそうな作りです。
良い鍛冶職人のモノではないかな~と思っています。






んんんんん^^^^^^
タガネを入れて、名を掘り始める場所と言うのは、そうそう外さないと思います。
特に、1画目の場所は、書き始めの位置なので、正解になるとして・・・
2画目以降は、感覚になる事が多いので、上下左右ズレた位置に筆が来る事もあるとして・・・

美ミ
農ノウノ
国クニ
宗ソウ
兵ヘイ
作サク


でしょうか?

残念ながら、持ち主は亡くなっているので、確認は出来ない物ですが
誰か、この鍛冶さんを知って居ればURLとかくださいね。
  


2014年12月19日

Old-Axe を発見した…07 斧の鞘(シース)

予定通りw
やっぱり同一位のサイズだった。



まるで、専用みたいな出来だ。
シース作ろうか?と思っていたけど、皮やカイデックスよりも良い感じのが
US Army用で有ったので、そのまま買って来て流用しました。




使う時は、ボタンを外して上から抜きます。
ベルトやモールに固定する事もできて、本物米軍用なんで雰囲気も良いです。  


2014年12月15日

Old-Axe を発見した…06 使用する

打ち刃物を修理したのなら、当然、使ってみない事には
この斧が使える鋼なのか?それとも屑鉄なのか?分からないじゃない?



なので、山へ行って使ってきました。

乾燥した倒木を集めて、薪を作っていたのですが
太もも程の太さの木を分断するのは相当に大変でした。

やはり斧は繊維の縦方向にはメッポウ強いが、横方向から切断に関しては
殆ど刃が食い込まない代物のようです。(刃角が浅い=その分丈夫ですけどね)

なので、この写真の太さは頑張って切断しましたが、太い木材は鋸も使いました。
しかし、刃持ちは良く刃こぼれ一つ起きずに最後まで使えました。

これは良い鋼を使っているようですね。

もっと~パーンと切れるか?と期待しましたが結構普通www
小さい斧ですから、薪を作ったり、枝を落とすのが本来の仕事なんでしょうね。



使い終わったら、砥石を掛けて、油を塗って保管すると長く使えると
昔爺さんに聞いた気がするので軽く砥石をかけて油を塗っておきます。